おざわやの代表のブログです
2025.03.18
京都観光にはまず外せないのが清水寺や東寺と並ぶ、有名な仏教寺院の龍安寺(りょうあんじ)ですよね。
中でも特に有名なのは室町時代に作庭されたという、日本を代表する庭園「石庭(方丈庭園)」。枯山水と呼ばれる様式の、細かな白砂と大小の庭石のみで水の流れや波紋などを表したかのような箱庭は、いつも変わらないのに季節ごとの表情まで変わるように感じられます。
そんな庭から奥に進んだ裏庭にあるのが、「吾唯足知」と彫り込まれた石の蹲踞(つくばい)。
この4文字の漢字の読み方は「我、ただ足るを知る」という言葉で、いかにも仏教によくある贅沢の心を戒めて欲に溺れないように、という意味に捉えられています。その元になるのはインドの「サントーシャ」という知足を意味するサンスクリット語や、中国の道教にある「知足者富(足るを知る者は富む)」という言葉。
日の当たらない苔むした中にひっそりと置かれた蹲踞は、水を溜めるところが四角くくり抜かれ、そこが4文字の漢字全てに共通する「口」の字を表しています。もちろんこの言葉は人間が溺れてしまいがちな欲心を戒める言葉でもあり、表題のように禁欲的に感じてしまいがちですが、実はもっと深い意味があるということを聞きました。
それは”すでに私には過不足なく全て与えられていて、満ち足りているということに気づきなさい”という教えで、質素に暮らすことを美学のように捉えることとは違うというものです。
お釈迦さま(ゴータマ・シッダールタ)はお城での贅沢な暮らしを離れ、6年間に及ぶ様々な苦行に入りました。
それはさまざまに身体を痛めるものであったり、水に潜ったりまたは木から吊るされたりなど、徳が高いと言われる仙人たちに教えを乞うて苦行の向こうに見つかるという「悟りの光」を求めて過ごしました。その最後には一切の食事を取らない断食行(だんじきぎょう)に入って、骨と皮ばかりの姿になってもやはり悟りは訪れません。
断食するシッダールタの姿(紀元前2世紀頃の石像)
水辺に倒れたその姿を見かねた村の娘スジャータがシッダールタの元に乳粥を運び、それによって身体中に湧き上がる英気を感じたシッダールタは菩提樹の下に座って瞑想に入り、やがてそこで悟りを拓きました。
それはきっと悟りを拓きたいという”無いものねだり”ではなく、「すでに与えられていた」ということに気づくだけの”知足”だったのでは無いでしょうか?
今どれほど恵まれ、先祖や幾重に重ねてきた前世に支えられているかを知ることが”知足”だとすれば、その智慧はスジャータの乳粥がシッダールタの身体中に染み渡っていったように、きっと満ち溢れる満足感に浸ることができるのでは無いでしょうか。
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【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
店舗の前に2台分の駐車スペースがあります
少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田」行きもしくは「地下鉄いりなか」行きに乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいたら、北へ3分ほど歩いたら牧の原南の横断歩道のある交差点の東南角に店舗があります。
ご予約いただければ駅まで車でお迎えにあがりますので、遠慮なくご予約くださいね!
とにかくまずは始めにご来店前にお電話で予約してくださいねー!