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》天国も地獄も自分次第なんじゃ無いだろうか?

2025.02.18

”地獄の沙汰も金次第”なんてことわざが江戸時代からありますが、そんな天国や地獄ってまったく別のものではなく、同じ条件をどう感じ取るかによるんじゃないか?と思ったことをブログに。



”地獄の沙汰も金次第”というのはもともとは「地獄の沙汰も銭がする」ということわざで、三途の川を渡った後に閻魔さまの裁きを受けて天国行きか地獄行きかが決まるのだけれど、閻魔さまにゼニを渡すことで有利に取り計らってもらえる、というもの。もちろんこれは仏教の考えではなく牢獄での汚職やお寺への寄進で良い戒名を買おうとする、世俗の穢れについて揶揄したものです。



仏教ではヒトはこの世の命をまっとうすると、四十九日ののちに輪廻転生(りんねてんせい)して次の六道(りくどう)に進むと言われています。六道というのは《天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道》の六つのことで、前半の三つを三善趣(三善道)といって後半の三つはを三悪趣(三悪道)といいます。


でもキリスト教圏でも同じように天国と地獄があり、トムとジェリー®️でもそんな話がありました。




天国の番人がジェリーに許しを乞うて来いとトムを追い返す




人間道というのは言うまでもなくこの人間世界で、喜びもあれば苦しみも悲しみもある世界のことで、修羅道はずっと戦いに明け暮れて苦しみばかりの道。大体ヒトはこの二つの世界を行ったり来たりなんじゃ無いでしょうか?



その下の畜生道というのは人間以外の動物や魚類、あるは虫などの存在になってしまう道で、普通に暮らしていても人間に踏み潰されてしまうような無情な道。そこではなかなか善道に向かう徳が積めないので、なかなか三善道には戻れません。




六道輪廻図(ラサセラ寺)Wikipediaより




さらにその下の餓鬼道は痩せ細ってお腹の大きな人間に近い姿の妖怪のような餓鬼のことで、何かを食べようと手にすると燃えてしまうため、ずっと飢えと渇きに苛まれ続けるという道。人中(じんちゅう)と閻魔界の二つの階層があり、お盆の施餓鬼供養で水や米を施すのは閻魔界の餓鬼たちに対してのものです。



その下の地獄道には8つの階層があるそうで、それぞれの服役期間を経てこの世界に輪廻転生されると言われていますが、最下層だと落ちるだけでも2千年と言いますから、永遠のように長い苦しみが待っているわけです。


そのどこに転生するかは銭ではなく、前世での行い次第です。




【餓鬼や修羅はこの世にも居ますよね?】

いくら儲けても足らないと飢えと渇きに苛まれている人や、争いばかりを好んで他人を傷つける人はこの世界にもちょくちょくいるように感じます。きっとそんな人たちは自分で好んでそんな道に進んでいくのでしょう。



例えば餓鬼が間違って天上界に行ったとしても、そこには喜びなどありません。


天上界には食べ物はなく、その住人である天人たちは光明や霞を口にするそうで、どこもお香が薫るようないつも明るく美しい世界。餓鬼は夜など暗いところを好んで臭い匂いが好きなくらいなので、天上界なんて地獄に送られたように感じるはずです。




人中の餓鬼道の餓鬼たち:旧河本家本『紙本著色餓鬼草紙』第3段「食糞餓鬼図」




きっと僕らが考える地獄は暗くてジメジメとして酷い匂いの場所だろうけど、地獄の住人たちにとってはそれが居心地のいい世界。逆に今の僕らが天上界に行ったとしてもやはり食べ物もなく夜眠ることもできないし、性欲なども満たされない世界を居心地よく考えられるかは微妙でしょう。



そして天上界の住人たちにとっての人間界はまるで地獄で、暗く酷い匂いが充満した修羅や餓鬼が歩き回る世界なんでしょう。だからこそ仏前で手を合わせるには身を清めてお香を焚き、不浄といわれる左手に数珠を掛けるのです。




線香を吹き消してならないのはヒトの息が臭いから




つまりヒトは自分の生き方次第で住みやすい場所を選んでいるし、それ以外の場所では居心地が悪いもの。皆んな同じ場所にいながらも、それぞれが地獄のようにも天国のようにも、自分勝手に感じてしまうものなんじゃないでしょうか?



そう考えれば目の前の他人の振る舞いにいちいちイラつく必要もないし、自分の生き方を高めることで生きる世界も自然と変わっていくんじゃないか、とも思えますよね。





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