おざわやの代表のブログです
2024.09.19
世界の経済を大きく変えたパンデミックが過去のものとなって、歴史的な円安からもやっと脱却しかかった日本ですが、今後はますます「今まで通り」が通用しない社会になっていくと言われています。実際自民党総裁戦にかこつけて、企業が従業員を解雇する際の条件を緩和するなんて案も聞こえているし、周囲を見ても暖簾を降ろしてしまう飲食店が増えているように思えます。
確かにここ数年で転職や副業がごく普通に行われるようになって来ましたが、それと企業が従業員を解雇し易くするのは別の話。きちんと解雇する際の補償や雇い主としての責任を正しく規制しないと、ただ「使い難いから」というだけで解雇されてしまっては生活が成り立たなくなってしまいます。
不当解雇を盾にする従業員も居るというから難しい問題ですが
こんな風に賃金も思ったようには上がらず物価ばかりが上がっていくと、我々の生活の中でのお買い物でも出来るだけお得な商品や、よりお値打ちなサービスを選んでしまいがちです。実際には《安物買いの銭失い》なんて言葉もありますが、やっぱりこれだけ将来に期待が持てないと少しでも出費は控えたいものです。
でも”コスト削減でお値段を安く”なんて広告を見ると「この広告自体がコストじゃないの?」なんて思ってしまったりするくらい、どんなコストを削ったのかを知ろうとしないと、本当に「銭失い」になってしまいます。
単価が安くて美味しいことで知られるコストコのハイローラー
例えば皆んな大好きなコストコの商品は、プライベートブランドばかりを広告せず会員販売。しかも陳列もせず大量ロットでの倉庫販売をすることで単価を抑えています。その分大量の商品はお客さんが友だち同士でシェアしたり、それぞれの自宅に大きな冷凍庫を備えて在庫してみたりと、”顧客を小売店化”することで成り立っています。
それに比べて最近低価格化の波が止まらない葬儀サービスでは、従来の葬儀の形をとらないことで時間や手間を削減。それまでのお寺との関係性が葬儀屋さんによって断ち切られるだけじゃなく、生前にお世話になった周囲の人たちからの弔いの気持ちも削減され、先祖供養という基本的な家族の繋がりまでも削減されてしまいます。
故人が生前に貰った温情に対する感謝や、掛けた迷惑への謝罪の気持ちは伝えたいものです
終活として「私の葬儀は簡単でいい」「私のお墓は要らない」なんて、”子供たちに迷惑をかけたくない”と言われる親御さんたちがとても多いように感じます。でも果たしてその「私」を、「お母さん」や「子供」にそのまま置き換えたらどうでしょう?
「お母さんの葬儀は簡単にしよう」や、「子供の墓なんて要らない」なんて言える親が居るでしょうか?
そこで削ってしまうコストが何をもたらすかって、実際に家族を失った時に落ち着いて考えられないと思います。どうしてもその場での判断は葬儀業者の並べるパンフレットから選んでしまうものですが、そうしたことを普段からしっかりと家族で話し合うことこそが《終活》なんじゃないかと思います。
知り合いの石屋さんの息子さんが始めたプロジェクト
良いコスト削減は大いに結構ですが、しっかりとした理念を持ってヒトの心の大切な部分を削るのだけはやめて頂きたいと思います。
・お墓を新しく建てたい方や、もっと使い易いお墓を建て替えたい
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし、洗いにくい
・お墓周りを使いやすくサッパリと綺麗にしたい
・お墓に名前を追加して彫りたい
・お墓が壊れているところが気になっている
・墓地にいつも雑草がたくさん生えて困っている
・お墓の汚れが落ちなくて何だかスッキリしない
・跡継ぎのないお墓をリフォームで続けて使えるようにしたい
などなど、他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方はまずここから連絡ください
現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をくださいね
【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
店舗の前に2台分の駐車スペースがあります
少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田」行きもしくは「地下鉄いりなか」行きに乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいたら、北へ3分ほど歩いたら牧の原南の横断歩道のある交差点の東南角に店舗があります。
ご予約いただければ駅まで車でお迎えにあがりますので、遠慮なくご予約くださいね!