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おざわやの代表のブログです

》迷惑はかけるものではなくお任せするもの

2024.08.24

「生きる道に迷って戸惑う心」のことを仏教では《迷惑》と言い、誰でもそうやって生きているものだと説いたのは中国の高僧である善導大師。「迷惑かけたくないから」なんて言わず、そんな凡夫であることを自覚して、すべてお任せするのがこの世の道理です、というブログ。



最近どんどん葬儀が簡略化し、価格競争も行き着くところまで行き着いているように感じますが、そんな流れを作ってしまう元になったのは「子供達に迷惑かけたくないから」なんて、ついつい格好良くしたいという”親のエゴ”だったりします。そしてそんな流れに乗じた葬儀屋さん同士の価格競争に乗せられてしまっているだけで、本来の意味まで失っているように感じます。



実は《迷惑》というのは仏教用語での〈悟り〉の対義語で、真実の智慧が無く、道理に反したことに対して盲目的に執着してしまう心のことを言います。それがいつの間にか誰かの行為が元になって他人に不利益をもたらしたり、嫌な気分にさせることを《迷惑》と言うようになってしまいました。




「迷惑運転」「迷惑駐車」など交通マナーと混同されてしまったりもします




同じようにお墓業界でもよく聞かれるのが「子どもたちに迷惑掛けたくないから」と、相談もせずたった一人でお墓じまいに踏み切ってしまう親御さんの言葉です。でも例えば葬儀でいえば亡くなった人のためにされるよりも、葬儀をすることで縁のあった人達の個人に対する想いを知ったりする間に、肉親の死という悲しい出来事を受け入れていくための時間とも見ることが出来ると思います。



そうしてみるとお墓参りだって綿々と続く先祖からの縁の繋がりを感じて、自分もその一部になっていくと認識していく行為だとも言えると思います。「死んだらその辺に撒いてくれればいい」と自虐的に言う親はいても、先に亡くなってしまった小さなお子様の御骨を「その辺に撒いとけばいいでしょ?」なんて言える親御さんがいるでしょうか?




何年経っても小さなお地蔵さまに手を合わせ続けるのは自分の心を向き合わせるため




生きる上での苦しみに迷い、戸惑う心が執着してしまわないよう向き合うのが葬儀であり、お墓参りです。


よく和尚さまから聞くのは「通夜は要らないけど葬儀だけやって」なんて言われるのが困るということ。和尚さまたちは個人の魂をあの世に送る準備として「枕経・通夜・葬儀」といいう流れで儀式を行うだけで、その後初七日から7日ごと49日間に渡る供養によって、魂を極楽浄土へ送ります。これは一連の儀式であって修行で得た法力によって行うものであり、あれは要るこれは要らないなんて分けるものではありません。



それを「葬儀だけでいい」と言われても雰囲気だけの儀式にしかならず、しかも「1周忌はして欲しい」なんて言われても「あの世に行っているかどうかも分からないのに…」と感じながら読まれるお経は、まるで整理せずに駐車された自転車のようで、まさに《迷惑》なのかも知れません。





【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

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現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をくださいね 



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少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います







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