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おざわやの代表のブログです

》お盆に関する供養は本質を知ることが大切

2024.08.02

禅宗や浄土宗の寺院を中心に行われるお盆関連の供養について、勘違いされている方が多いようなので参考までに書き記してみるブログです



昨日は今年初めのお盆関連のお手伝いとして、浄土宗の寺院さまで行われたお盆の施餓鬼供養会(せがきくようえ)へ向かいました。この施餓鬼(施食:せじきと呼ばれる場合もあり)供養というのは、地獄に落ちて業火で焼かれつつ空腹に苦しむ餓鬼(がき)に水や食べ物を施す法要で、主に施餓鬼棚(せがきだな)を使って執り行われます。




本願寺系の方にはお馴染みではない施餓鬼棚の設えはこんな感じ




こうして見ると果物や野菜もありますが餓鬼に施すのはだいたいは水と洗米で、この棚を通じて地獄に送ることで餓鬼たちの飢えを和らげます。そしてそんな法要で得られる功徳(くどく)は自分のためには積まず、自分たちのご先祖さまに振り向けてその成道(じょうどう)の助けにしてくださいと祈る法要です。



中にはこのお供えや水などを”直接ご先祖に施している”と、勘違いされている方も多いよう。


まあそんな意識的な部分で違っていたからといって何か問題があるわけではありませんが、《餓鬼に施す功徳を積む→その功徳をご先祖に差し向ける→差し向けることで自分も陰徳を積む》という具合に、しっかりと本質を捉えてお参りした方が良いですよ、とよくお伝えしています。




臨済宗の寺院さまでのお盆施餓鬼の本堂の設え




そしてこの施餓鬼供養と同じ意味のように思われていることが多いのは盂蘭盆会(うらぼんえ)。


旧暦や新暦の7月15日に各家庭で執り行う先祖供養のお参りで、ご自宅に精霊棚という祭壇を祀って13日の夕方にご先祖をお迎えし、16日の夕方にお見送りする間接待をするというもの。こちらは直接ご先祖をお迎えしての供養で、ご先祖の魂を癒すことで家門繁栄を祈るという儀式です。



正式には13日の夕方にお墓参りに行ってお墓の前で《迎え火》を焚く煙に乗って帰ってくるご先祖を、その火と共に提灯に移してご自宅まで連れて帰るのが昔ながらの習わし。そして毎日決まった献立をお供えしつつ過ごしていただいて、16日の夕方にまた提灯に移した火をお墓までお連れし、再び送り火に乗ってあの世にお帰りになります。




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どちらも同じお盆の時期に行われる宗教儀礼ではありますが、それぞれの意味あいの違いをしっかり意識しつつこのお盆の時期をご先祖に寄り添いつつ過ごしていただきたいと思います。





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