おざわやの代表のブログです
2024.07.08
このブログでは何度か取り上げている、仏壇やお墓の前に供えるもの一つ一つにはそれぞれに意味があるということ。大体の方は「誰でもやってるから」と当たり前のようにお使いでしょうが、その意味や込められた思いを知ることで、手を合わせる気持ちにも違いがあるのでは無いかと思います。
その中でも今ひとつ意味が分かりづらいものに、ロウソクがあるのではないでしょうか?
例えばお花や線香は香りが良かったり綺麗に飾るという意味でもご先祖や仏様が喜びそうに感じます。でもロウソクってお寺の本堂や仏壇ならまだしも、お墓参りに行く昼間には必要無さそうだし、香りだって決して良いものとは言えません。それでも灯すのにはキチンと意味があって行っているものなんです。
本来は植物由来の和蝋燭が一番望ましいものです
お釈迦さまが自ら拓いた覚りによって、沢山のお弟子さんたちにも悟りを開かせたあと80歳でこの世を去る時。悲しみつつ「お釈迦さま亡き後はどうすればいいのか?」と戸惑う弟子たちに、お釈迦さまは「これからは自分自身以外のものを頼らず、私の教えたこの世の真理を頼りとして生きていきなさい」と言いました。
お釈迦さま自身がこの世の不条理を嘆いて見つけ出した真理の教え(法)を灯明とし、それぞれ自らこの世で嘆き悲しむ民を導き示せという意味で言われた《自灯明・法灯明》という言葉からは、この不条理な世の中は真っ暗闇であり、仏の教えこそが歩く道を示してくれるということを伝えています。
インドのガンジス川で供養のために浮かべるロウソク
このようにロウソクに火を灯してお釈迦さまの残した教え(法)に帰依する祈りを唱えれば、いつもその先にはお釈迦さまの拓かれた道があるよ、とするのが仏道。この世を去ろうとしているお釈迦さまに頼って嘆き悲しむのではなく、十大弟子と呼ばれる菩薩たちが自分自身で法を指し示さなくてどうするんだ?と伝えた想いが、ロウソクの火には籠っています。
お寺や仏壇、それにお墓でロウソクに火をつける時には「そんなお釈迦さまの教えを絶やさず繋いでいきます」という想いを込めて手をあわせていただくと、ますますあなた自身の生きていくべき道標になるのではないでしょうか。
・お墓を新しく建てたい方や、もっと使い易いお墓を建て替えたい
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし、洗いにくい
・お墓周りを使いやすくサッパリと綺麗にしたい
・お墓に名前を追加して彫りたい
・お墓が壊れているところが気になっている
・墓地にいつも雑草がたくさん生えて困っている
・お墓の汚れが落ちなくて何だかスッキリしない
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などなど、他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方はまずここから連絡ください
現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をくださいね
【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
店舗の前に2台分の駐車スペースがあります
少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田」行きもしくは「地下鉄いりなか」行きに乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいたら、北へ3分ほど歩いたら牧の原南の横断歩道のある交差点の東南角に店舗があります。
ご予約いただければ駅まで車でお迎えにあがりますので、遠慮なくご予約くださいね!