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おざわやの代表のブログです

》この世のすべてのものは清浄である、とは?

2024.05.22

世界では日々様々な事件や紛争が起こり、誰もが心を痛めてしまうようなことばかりに思えますが、仏の智慧の世界から観れば欲も怒りも穢れも罪過も、この世のあらゆる全ては清浄であるという覚りの智慧についてブログに。



毎日ネットニュースからは様々な情報が洪水のように溢れてきて、世界中で起こる紛争や天災など見ているだけで心を痛めてしまうようなことばかり起きているように感じます。ロシアによるウクライナへの侵攻は未だ止まず、その間にゼレンスキー大統領の任期は過ぎてしまいましたが、当然ながらこのような戒厳令化ではまともな選挙ができる訳もありませんよね。


それでもパリ五輪への参加を決めたのは、国民の落ち込んだ心を少しでも高揚させたい思いからでしょうか?



そしてますます酷くなるばかりの状況に置かれているのは「屋根のない監獄」とさえ言われ、イスラエルでパレスチナ人が押し込められているガザ自治区。元々このあたりに住んでいたパレスチナ人を中東戦争の間に追い出したのがユダヤ人で、その時残ったパレスチナ人を一部に追い詰めて囲い、そこへの物資や人の流れまでも制限したのが始まりです。




市民が蹂躙され続けているガザ地区(写真:Ahmad Salem/Bloomberg)




そして余りに酷い環境に置かれていたことから、民主的な選挙によって穏健派のファタハ派が降ろされ、代わりに政権を取ったのが強硬派のハマス。ところがそもそも選挙によって選ばれたはずのハマスを、イスラエル支持のイギリスやアメリカは政権として認めなかったことから、ここまで混迷を極めてしまっている事実があります。



そしてもう一つの自治区であるヨルダン川西岸地区にはファタハ派が住んでいるものの、国際法を無視してユダヤ人がどんどん入植。そこに住んでいるパレスチナ人に対しての嫌がらせもあって、静かに首を絞められ続けているような状態です。こんな世界を見て「すべては清浄である」なんて言われても、とてもじゃないけどまったくそうは見えませんよね。


そんな中に囚われている人たちは「神も仏もあったものか!」と感じているのではないでしょうか。




【穢れなく咲くハスの花の美しさは泥があってこそ】

仏教ではハスというのは特別な意味を持つ花と言われ、泥沼の中に咲く花に「悟りを開いた姿」を重ねてみたり、仏や菩薩の像を蓮華台の上に描いたりします。そんなハスの花は泥沼のようなところに咲いても一切穢れに染まらないことから、何物にも揺るがない絶対的な真理を感じさせたりします。



でもその一方で理趣経というお経の中で説かれているのは、すべてのものが平等でそもそも清浄だと観想することによって、どんな煩悩や迷いの中でも速やかに覚りを得ることができるという阿弥陀如来の智慧。それからすれば泥沼で咲いても穢れないハスの花だけが素晴らしいのではなく、ハスの花が咲くことができるという「泥沼の存在」もやはり同じように尊いもの。




阿弥陀如来が左手に持つ蓮華の蕾を一枚ずつ摘み開いて、覚りを開かせる姿がよく描かれます




あらゆる生きとし生けるものはすべてそれぞれの関係性の中で存在するものであり、その一つひとつだけでは存在することさえ出来ないものだという仏の智慧からすれば、やはりすべてのものは同じように清浄であると知ること。そんな真の理(ことわり)を知って読み上げ、心を向けて思い続けるならば、たちまちに無上の正しくて完全な悟りを得られるだろうと説かれています。



観音菩薩が左手に持ったハスの固く閉じたつぼみを右手で摘み、微かに微笑みつつ花弁の一枚をそっと開く姿。仏教では不浄の手と呼ばれる左手のハスのつぼみは、いつまで経っても戦いに明け暮れる愚かな我々を示しているのかも知れませんね。




固く閉じた蕾を摘んで開きつつ微笑む聖観音の掛け軸(真言宗智山派円泉寺所蔵)





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