おざわやの代表のブログです
2025.04.03
この「草仏展」は大仏師として全国に名を知られる江場琳黌先生と、その息子さんで仏師の江場琳観先生が製作された仏像と共に、先生が一般向けに開かれている仏像彫刻講座の草仏会のメンバーの皆さんの作品を発表されているもので、毎年名古屋市内で開催されています。
たまたまお世話になっている寺院さまから以前先生をご紹介いただいたことと、おたまたまこの講座に参加されているお友だちがいる事で、時間が取れる限りこの展覧会には参加させていただいています。
琳観先生とは思わぬところで2度も遭遇したご縁もw
今回の展覧会の目玉として楽しみにしていたのは琳観先生が高野山真言宗の別格本山である名古屋市内の興正寺に、新たに建てられる「密厳堂」に納められるために製作されている大日如来像と、同時に先生が製作中という歌舞伎の尾上右近さんから依頼されたという手獅子。(大日如来像はモデルにされたもののみ展示中)
特に大日如来像の方は興正寺の西部住職がたっての希望で在来木造建築などにもこだわって建てられる、密厳堂という新しいお堂に納めるためのもので、かつて師匠の琳黌先生が彫られた金剛界大日如来像をモデルに、2尺5寸という大きな仏像として造られるものだそうで、たまたま在廊されていた琳観先生に色々解説いただきました。
モデルとなった琳黌先生の作品と琳観先生の製作された仏頭
またそのお堂には新建材などは用いられず壁も漆喰塗りで仕上げられ、床は敷き瓦で照明には燈明を使用するというこだわりようで、そのお堂に納めることを想定された大日如来像は間も無く完成予定とか。
とはいえ製作期間の短さから難しく思われていた作業には、たまたま先生が縁をいただいた3Dプリンターという最新技術を噛み合わせることで、間に合わせることが出来るようになった!など幸運に恵まれたとのお話からは、さすがは仏師という巡り合わせの縁も感じさせます。
江場先生のインスタでは製作中の仏像のまず見られない表情も
さらには「この仏像の胎内に納めるものはありますか?」とご住職に投げかけていたところ、降って湧いたようにスリランカの寺院より《仏舎利(ぶっしゃり:お釈迦さまの遺骨)》が送られることになったなんて凄い仏縁のお話も聴けました。
その上に尾上右近さんの手獅子にも並々ならぬ曽祖父の菊五郎さんへの思い入れのストーリーや、そこに向けての製作のお話なども伺っていると、先生が作品に対してどれほどの想いで命を吹き込んでいるのかまでも熱く感じられて、聴いているこちらまでワクワクしてしまいます。
今月には大日如来像に仏舎利を納める法要が行われて、5/10に密厳堂の落慶式も行われる予定とのことで、それらの後に実物の大日如来像を拝観するのがとても楽しみになりました!
・お墓を新しく建てたい方や、もっと使い易いお墓を建て替えたい
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などなど、他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方はまずここから連絡ください
現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をくださいね
【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
店舗の前に2台分の駐車スペースがあります
少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田」行きもしくは「地下鉄いりなか」行きに乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいたら、北へ3分ほど歩いたら牧の原南の横断歩道のある交差点の東南角に店舗があります。
ご予約いただければ駅まで車でお迎えにあがりますので、遠慮なくご予約くださいね!
とにかくまずは始めにご来店前にお電話で予約してくださいねー!