おざわやの代表のブログです
2025.04.07
昨日の朝刊のコラムに書かれていたのは、アメリカ大統領のトランプ氏が世界各国に対して追加関税を掛けるという大統領令に署名したという件について。お釈迦さまとその十大弟子の一人のプンナ・マンターニプッタとのやりとりを取り上げ、とある気性の荒い民族の住む土地へ教えを拡めに行こうとするプンナに、「悪口を言われたらどうする?」とお釈迦さまが聞くと「殴らないのなら良い人たちでしょう」と答えたそうで、最終的には「殺されないのなら良い人たちだ」とも言われたそうです。
そんなやりとりとは違って、自分たちの思い通りにならない相手に言いがかりのような報復を仕掛ける追加関税は、週明けの世界経済を揺るがしてリーマンショック以来とも言われる世界同時株安をもたらしています。
アメリカが儲からない分を関税にするなんてね
ヒトはとかく”してもらったこと”は忘れがちで、自分が”してあげたこと”はその35倍も覚えているという実験結果もあるそうで、「受けた恩は石に刻み、与えた情は水に流せ」という仏教的な教えはなかなか体得し難いものです。
それでも身近にそんな利他の心をすぐ体現できるものとして、お墓まいりがあると思うのです。
お墓まいりは誰かに対してしてあげるものでもなければ、誰かのためにしなければならないものでもなく、ましてやお参りしてあげたからといって誰かから何かを貰うものでもありませんよね。
亡くなったご先祖さまの代わりにそのご遺骨を自然に帰すまで護る場所がお墓であり、子孫が清める行為がお墓まいりです。その利他の心が陰徳に繋がり、さらにはその徳さえもご先祖の成道に向けることが、やがて転生する時にお釈迦さまの悟りに近づく一歩となる。
だからこそお墓まいりはなぜかスッキリするのではないでしょうか。
仏さまの教えに「報復」なんてありません
何かと「報復」していれば地獄の亡者のように欲の業火に焼かれて、「もっともっと」と求める心に支配され、やがては餓鬼に落ちぶれる。いつまでこんな地獄に生きていかなければならないのでしょうか?
地獄はどこか遠くにあるのではなく、私たちの心の中にこそある。でもその反対に清らかな浄土も同じように、誰の心にもあると思うのです。その始まりに利他の心を知る場所がお墓まいりだとすれば、子供たちが楽しげにお墓に水をかけたり、「ナムナム」と手を合わせる姿に心を洗われるのも当然のこと。
子供たちは勝手にご先祖さまと通じ合います
「子供たちに迷惑は掛けられん」というご高齢の方たちだって、それまでご先祖に迷惑を掛けられてきたなんて思っていないはず。そして受けた恩は返すものではなく”送るもの”であり、誰も「お墓まいりしてやった」なんて思っている人はいないでしょう。
そんな温かな想いでちびっ子たちをお墓まいりに連れて行けば、ご先祖さまたちは勝手に子供たちを迎えて大切な何かを伝えてくれる。そうして与えた情をお墓の穢れと共に水で流し、手を合わせて感謝すれば誰もが浄土にいるような気分になれます。
石屋として、そんな場所を大切にしていきたいなあ、と思うのです。
・お墓を新しく建てたい方や、もっと使い易いお墓を建て替えたい
・跡継ぎのないお墓をどうしていくか、悩んでいる
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし、洗いにくい
・お墓周りを使いやすくサッパリと綺麗にしたい
・お墓に名前を追加して彫りたい
・お墓が壊れているところが気になっている
・墓地にいつも雑草がたくさん生えて困っている
・お墓の汚れが落ちなくて何だかスッキリしない
などなど、他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方はまずここから連絡ください
現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をくださいね
【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
店舗の前に2台分の駐車スペースがあります
少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田」行きもしくは「地下鉄いりなか」行きに乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいたら、北へ3分ほど歩いたら牧の原南の横断歩道のある交差点の東南角に店舗があります。
ご予約いただければ駅まで車でお迎えにあがりますので、遠慮なくご予約くださいね!
とにかくまずは始めにご来店前にお電話で予約してくださいねー!