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》お墓は人生の根っこです

2024.12.26

近年「絆(きずな)」という言葉がよく用いられますが、元々の意味とは違う使われ方がされていて、特にお墓に関してはもっと相応しい言葉があるんじゃないのかな?と考えてみたブログ。



しばらく前から人と人の繋がりの強さを表す言葉として使われ始めた「絆」という言葉。


でも元々の意味はといえば、牛や馬などの家畜を大木などに縛り付ける手綱のことを指すようで、あまり良い意味では無いそうです。チームスポーツなどではもしかしたら良いのかも知れませんが、お墓の文字にも使われることもあるこの言葉の代わりに相応しい言葉があるとすれば、どんな言葉があるでしょうか?



まずはググってみると出てくるのは、元々の意味に近い《鎖・鐶》などの留め具としての漢字と、新たな意味としての《結び付き・繋がり・由縁》などの言葉。




どうにも縛り付けるイメージが付きまといます




確かにお墓はご先祖との結び付きを感じるものではありますが、だからと言って「縛り付ける」という様なイメージは家名重視の旧来然としたものに感じてしまいます。




【その昔お墓は家名と長男を縛り付ける象徴でした】

とはいえ確かに僕が石屋の修行を始めた35年以上前のお墓は家名を継ぐことが絶対条件で、しかも長男が継ぐものという絶対条件さえありました。もし長男が未婚であれば下手をすればお家取り潰しのような考え方も残っていて、仕方なく次男が継ぐのであればその名義変更にはしっかりとした理由づけさえ必要な霊園規則さえ見られたほど。



そんな頃は当然のようにご当家の娘さんであっても墓地の継承には条件付けがあって、規約上苗字を変えるなんて許されないという時代もありました。




昔のお墓は家名と家紋が必須でした




では現代はといえば墓地や霊園にもよりますが、血縁さえ繋がっていれば苗字が変わるのも問題なく受け付けてもらえるし、寺院墓地ならばもっと受け入れ条件を緩くして兄弟でも一緒に入ったりさせてもらえるところだってあります。そうして考え直してみると確かに昔のお墓は「絆」と感じる部分もあったけど、現代のお墓からは由縁(ゆえん)や地縁(ちえん)といった繋がりや、温かな家族の結びつきをより強く感じられる様に感じます。



そうして思い出したのは石屋修行を始めた頃、老舗石材店の本棚にあった「墓は人生の根」という古い書籍。


それはお墓を統計学から紐解いた本でしたが、人生の根っこがお墓にあると考えれば今の人生は先祖によって脈々と育ってきた大木そのもので、そこに縛られる”家畜”ではないはず。そうすると子供たちはそこに茂る若葉や花であり、結婚によって他の木からDNAという花粉が結びつくことで更に大きく木は育ち、やがて自分自身はその年輪の一部に取り込まれて太い幹の一部になっていく。




一人ひとりの人生が積み重なって幹は太くなる




そんな風にお墓を「人生の根っこ」だと考えれば、これまでのご先祖の想いの上に茂る若葉や花、そしてたくさんの実りが広がっていく姿を想像することができて、よりいっそうお墓まいりに行きたくなりました。





【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

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現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をくださいね 



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