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おざわやの代表のブログです

》お墓の正面に家名を入れなくなってきた理由

2025.02.01

最近お墓を建てる場合に”○○家之墓”と入れることが少なくなりましたが、そんな理由とともによく選ばれることの多い文字をブログに。



昔はお墓といえば「小澤家之墓」といった風な文字を、竿石の正面に彫るのが当然のように言われていました。というのも僕が墓石屋の修業に入った30数年前の頃は、お墓に苗字の違う人が一緒に入るというのはよほど特殊な事情がなければ難しく、例えばそれが実の娘だとしても嫁いだ場合はお墓に入れないというような墓地の規則まであったりました。



それから少子化が進んだことやお墓や家名そのものへの考え方が変わってきたこともあり、特に近年では反対に夫婦別姓が取り沙汰されるなど、家名を偏重することさえ憚れてきそうな世相となってきました。


そんな流れから新規のお墓には、家名を彫らない場合が増えています。




一番オーソドックスなのは「先祖代々之墓」




では何を彫るのかといえば一番オーソドックスなのが上の写真の「先祖代々之墓」で、これだけでは親戚やお友達からどのお墓か分からなかったりするので、花立て部分に家名を入れたりします。既に嫁いだ娘さん夫婦と同居のお墓になることが決まっている時には、2本ある花立ての片方に親の姓を彫って、もう片方には娘さん夫婦の苗字を入れることで「両家墓」という形式を取ることが出来ます。



それ以外では「南無阿弥陀佛」や「南無釈迦牟尼仏」など、それぞれ信仰する仏教宗派のご本尊さまの名号を彫る場合もあります。




南無阿弥陀佛は浄土宗や浄土真宗の名号




でもこうした名号だと重々しすぎるというイメージを持つお客様も居られたりして、好きな言葉を入れたいというご希望も多く聞くようになりました。その多くでは「和」とか「思慕」など繋がりを感じさせるものや、「友愛」や「感謝」などのメッセージ性のある言葉を選ばれることが多いようにも感じます。



ただ気をつけたいのは余りにもメッセージ性が強すぎたり個人の趣味に偏りすぎたりすると、子孫に渡っても好まれるかどうか?という心配もしなければなりません。また流行りの言葉にも注意が必要で、一時よく使われた「絆」という言葉も一部には「家畜を繋ぎ止めておく綱」という意味もあるらしくて、最近あまり使われなくなっています。




一文字やふた文字の言葉は和型の墓石には似合いません




こうした一文字やふた文字の言葉を彫る場合は洋型と呼ばれるデザインのお墓や、和型でも特殊なデザインにしなければ似合わなくなってしまいます。もしこうした家名以外のお墓をお考えの場合は、ぜひご家族の皆さんで話し合って決めていただくことをお勧めします。





【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

・お墓を新しく建てたい方や、もっと使い易いお墓を建て替えたい

・跡継ぎのないお墓をどうしていくか、悩んでいる                

・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし、洗いにくい

・お墓周りを使いやすくサッパリと綺麗にしたい

・お墓に名前を追加して彫りたい

・お墓が壊れているところが気になっている

・墓地にいつも雑草がたくさん生えて困っている                     

・お墓の汚れが落ちなくて何だかスッキリしない


などなど、他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方はまずここから連絡ください


現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をくださいね



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少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います







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