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おざわやの代表のブログです

》汚れと穢れ(ケガレ)は天と地ほども違うもの

2024.09.06

弊店でもお墓のクリーニングはお請けいたしますが、基本的には経年変化は起こるものというスタンスで、やたらに汚れは落とすべきではないと思っていますが、穢れは別の話だよというブログ。



時々見かけるのは、墓石を何らかの洗剤のようなもので洗っているお施主さまの姿。


それはお墓をピカピカにしたいのかも知れませんが、そこで流した泡は地面に染み込んでいき、やがて土に還っていくご先祖さまたちにも被ってしまうと思うと、あまりいい事ではない気がします。また以前見かけたのはお墓の表面に付いた黒ずみを取ろうと、紙ヤスリで表面を擦っていた場面で、さすがにこの時は相手は見ず知らずの方ながら止めに入りました。



そのどちらも「お墓を綺麗にしたい」という気持ちの表れではありますが、そもそもお墓まいりの際に掃除をすることの本質的な意味を間違えられている気がしました。お墓掃除というのはご先祖が眠り、土に還っていくための場を清めるための行為であり、汚れ落としではなく穢れを祓うためのもの。




ちびっ子が掛けるお水はこの上なく清められる気がします




お墓の周りの雑草を抜いたり落ち葉を集めるのももちろん、花立や香炉の周りに溜まった埃を流すのも穢れを祓う行為ですが、お墓に付いてしまった黒ずみや字の中の汚れを必死にこすり落とそうとするのはただの汚れ落とし。基本的には水を掛けながら優しく擦って取れないものは、ただの経年変化だと思っていただいた方が良いと思います。



では穢れとは何かといえば魑魅魍魎(ちみもうりょう)を引き寄せるもので、実際にお墓の隙間に溜まった埃や落ち葉などを流そうとすると、クモやミミズが住み着いていたりします。せっかく静かに鎮めて自然に還ってゆこうとしているご先祖さまの身体の収まったお墓に、そんな穢れが住み付いていては落ち着いて休んではいられないように思うのです。




父親の月命日にスッキリして来ました!




お父さんやお祖父さんが汚れを落とそうとして、力を込めて「ゴシゴシ」と墓石を擦るよりもきっと、ちびっ子が掛ける冷たい水の方が墓石は清められるはず。そしてお花を供えて線香やロウソクを焚き、ほんの一文でも良いからお経を唱えれば何よりお墓が清まるお墓まいりになると思うのです。



ちょうどもうすぐ道端から彼岸花が顔を覗かせて、秋の訪れを知らせてくれる時期です。この時期お墓の周りにはお盆に供えた花がすっかり枯れて、ホオズキの実が枯れて落ちているのをよく見ます。秋彼岸のお参りの前に一度、お掃除だけでもいいのでこの週末に行ってみてはいかがでしょうか?





【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

・お墓を新しく建てたい方や、もっと使い易いお墓を建て替えたい

・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし、洗いにくい

・お墓周りを使いやすくサッパリと綺麗にしたい

・お墓に名前を追加して彫りたい

・お墓が壊れているところが気になっている

・墓地にいつも雑草がたくさん生えて困っている                     

・お墓の汚れが落ちなくて何だかスッキリしない               

・跡継ぎのないお墓をリフォームで続けて使えるようにしたい                     


などなど、他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方はまずここから連絡ください                 


現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をくださいね 



【店舗情報】

お墓のことなら【お墓のおざわや】へ  

店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101

電話番号 : 052-734-8102

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営業時間:朝9時から夕方5時まで


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少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います






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地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田」行きもしくは「地下鉄いりなか」行きに乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいたら、北へ3分ほど歩いたら牧の原南の横断歩道のある交差点の東南角に店舗があります。

ご予約いただければ駅まで車でお迎えにあがりますので、遠慮なくご予約くださいね!


とにかくまずは始めにご来店前にお電話で予約してくださいねー!