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おざわやの代表のブログです

ご縁繋がりで行ったお寺がハンパなかった件

2019.06.24

昨夜は京都市内に泊まって同じく研修旅行に参加された皆さんと焼肉に舌鼓を打ちつつ、懇親のひとときを過ごさせていただきました。この会は年に何回かの集まりで、それぞれに共通する問題を提起したり、互いの意見を出し合います。お寺の住職さんと石屋という立場は違えども、抱える問題では共通の認識で業界を盛り上げていきたいところ。 とはいえこんな席では楽しく盃を交わしながらの楽しい時間。真面目な時はマジメに、楽しむ時は目一杯楽しんでこそ、学びが深まります。

 

 

 

 

 

 

 

モツ系の品揃えが豊富で処理も丁寧、京都らしく各所に出汁が効いてました

 

 

 

 


 

 

 

そんな後に行ったのはお知り合いに薦められたというジャズバー。でしたが外見はまったくジャジーじゃない笑

でもマスターの激しいピアノと娘さんの超絶上手いバイオリンの生演奏が聴けるお店でした。

 

 

 

 

 

 

由緒あるお寺を訪問しました

明けて今日伺ったのは京都の日本海側、天の橋立の南側の袂でその名も天橋山知恩寺(てんきょうざんちおんじ)。

ご本尊は日本三文殊の1つで知恵の文殊(文殊の智恵?)とも呼ばれています。参道を通り抜けると本堂があり、そのまま右手に進むと天の橋立を海から観覧する船着場に出るような立地。そもそも山号を見ても分かるように天の橋立は知恩寺の境内だったという名刹だそうでビックリです。その昔は北前船や清の国との交易の要所としても栄えた土地で、参道の街並みには旅館や土産物店が並んでいます。こちらのご本尊さまは秘仏で、獅子の上に乗る渡海文殊(とかいもんじゅ)という珍しい形態です。今日も沢山の参拝客や観光客がひっきりなしに訪れてて、その間を平然と歩くネコたちもこのお寺の名物の一つ。先代のお庫裡さま(住職の亡くなった奥さま)が無類のネコ好きで、当時は100匹ものネコたちが住んでいたそうです。今ではそれほどではありませんが、お寺の中も含めてネコたちが自由に過ごしています。

 

 

 

 

 

しっかりとご挨拶してくれましたよ、可愛す

 

 

 

 

 

そんなお寺にお邪魔したのもご縁繋がり

そもそもこちらへ伺ったのは以前から交流のあったお坊さまが、入り婿としてこちらに入られて副住職として頑張っておられるということで、今回は研修会で表敬訪問しつつ学ばせていただこうという主旨でした。境内を案内されながらお話を伺っても、そんな土地柄なので地域の皆さんとお寺の繋がりはとても深くて、お互いに支え合いながらやってきた様子が伺えました。そんな土地に縁も無く単身乗り込んで、これから住職として頑張っていこうという覚悟と難しさ、そして土地ならではのお墓まいりの風習なども聞きつつ、実りのある学びの時間をいただきましたし、また度々遊びにも伺ってみたいなと思いました。

 

 

 

 

 

 

中央の森の中にあるのが知恩寺

 

 

 

 

 

そんな後に食事に伺ったのは切り立った山の上から天の橋立てとお寺をを望む料理旅館でしたが、なんとそちらの敷地も全てお寺の持ち物だとか。兎に角なかなか見られないようなハンパないお寺でしたー。

 

 

 

なお今日も帰り道の車の中で書いて投稿したブログはこんなトコで!