【寒くなったらやっぱり鍋でしょう！】

寒くなると出番が多くなるのが鍋物ですよね。色々な鍋がある中でちょっと変わったものをご紹介します。海鮮が好きな方ならますますオススメです。

５日の寒の入りからグッと寒くなってきました。ここ名古屋も週末までは寒気が流れ込んでいるようで、今朝の気温は−２度ほど。なかなか布団から出難い季節になってきましたよ。

昨日は岐阜県可児市でお客さまとお墓のお精抜きに立ち会わせていただきましたが、行った時は晴れてたのにすぐ暗くなって雪が降り始めました。

特に去年は雪も降らず暖冬だったので、余計に寒さが身に沁みますねー。

そんな寒さを感じるとやっぱり温かいものが食べたくなりますよね。そうすると出番が増えるのが鍋。具材も寒ければ寒くなるほど旬に向かうものばかりだし、温かい部屋で家族が囲めば鍋はさらに美味しく感じますよね。昨日の朝には七草粥が炊かれていた鍋は夕方には洗って、また次の鍋に移行しました。

ウチでやることが多い鍋は「鶏の水炊き」「豚肉の豆乳鍋」「キムチ鍋」など。そしてボクが好きな「湯豆腐」は手軽だしヘルシーで美味しいってことで、一冬に何回も登場することになります。昨日も可児市からの帰り道に「この寒さは湯豆腐しかない」と、少し寄り道して生鮮食品が買えるスーパーへ行きました。

とは言ってもこのボク。実は昔は湯豆腐って苦手でした。

父親も酒飲みだったので、子どもの頃にもよく湯豆腐が食卓に上がりました。でもその頃の湯豆腐って「豆腐、こんにゃく、塩鱈の切り身」のみ入っていて、つけダレは醤油に刻みネギと生姜のみ。とてもじゃないけど子どものご飯のオカズにはなりません。そんな頃は今日の晩御飯は湯豆腐、と言われるたび憂鬱でした。それが自分もいい歳になり、熱燗の美味しさに惹かれるようになるとやっぱり湯豆腐を美味しく感じるようになるって、不思議ですよね。え？不思議じゃない？笑

そんな湯豆腐ですが、最近では「豆腐が多めの鍋」くらいに具沢山なのが好み。そして昨年からは魚の替わりに牡蠣を入れるのが好きになりました。そこで生鮮スーパーで牡蠣を見ていて、そのすぐ近くに生ワカメが置いてあるのに気が付いて思い出したのは、前に友人たちと行った「蛸しゃぶ」のお店。蛸以上に鍋いっぱいの海藻が美味しかったのを思い出して、牡蠣と一緒に生ワカメをしゃぶしゃぶしたら美味しくないハズがない！と、もはや湯豆腐の概念なんてどこかに飛んでしまいまってますよね笑。

その結果はモチロン大正解。

ワカメは茎がシャキシャキとした歯応えも楽しめるしワカメ自体はトロトロ。そして牡蠣だけじゃなくワカメからも鍋の中に良いダシが出て、それが一緒に入れた豆腐や野菜にまで染みこんで美味しいこと！そして一緒にいただいたのは、地元愛知の澤田酒造さんの純米吟醸酒で、これもぬるめの燗をつけたらまたピッタリ！！やっぱり親の血は争えませんね笑笑

そしてそんな投稿を見てコメントをくれたのはお友だちのフレンチシェフ。

鍋の水をアルカリ水にすると豆腐の食感が別物になるとか、野菜の切り方のコツなどをアドバイスくれました。それと同時に具をポン酢につけるときに一度湯切りしてから浸けると、ポン酢自身にも旨味が出てどんどん美味しくなるとも。こんな風に鍋の美味しさって、いろんな人と一緒に食べたりすることでより美味しい食べ方を知るというのもありますよね。良い意味での「鍋奉行」っていうのかな？笑

お互いに美味しい食べ方があると相手に教えたくなっちゃうし、教えてもらう事でさらにバリエーションが広がりますよね。それから言うと、やっぱり鍋を囲んでワイワイ食べるのが１番の美味しさのエッセンスかも知れません。

さあこんなブログ読んで、あなたの週末は何鍋にする？笑笑

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お墓のおざわや　　

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