おざわやの代表のブログです
2020.11.05
休みのお昼に食べたくなるのはいつも炒飯!ビールにも合うし簡単に作れて、その日の気分で色んな味を楽しめて言うことナシ!いままでチャーハンが嫌いって人には会ったことないけど、でも勢いこんで作ったチャーハンがベタベタだとガッカリですよね。そんなパラパラでふっくらの炒飯を作るズボラで簡単なコツがあるのでご紹介します。
まずよく中華料理屋さんで見る「強火でコメが宙を舞うように鍋を振る」なんていうのは大変だし、失敗して周りにコメや油が飛び散るような大惨事にもなりかねないので止めましょうね笑。
昔よく言われたのは冷やご飯だとパラパラだから、そのままパラパラに仕上がるという真っ赤なウソ。これがベタベタになる原因じゃないかと思うくらいで、だからといって油を入れても余計にベタベタになるだけです。それじゃあどうやったらパラパラになるのかといえば、確実に言えるのはコメの周りに卵がコーティングされたようになれば間違いなくパラパラです。中華料理屋さんが鍋を振りながら手早く混ぜるのは、間違いなくこの為です。それがあの舞うような鍋捌きになるのですが、一般家庭では火力も弱くてあんなのは無理ですよね。
じゃあ初めからコーティングしておけば?というのが、このズボラな炒飯のコツです。そしてその為には冷やご飯どころか、温かいご飯を使うのも大切なこと。
だいたいお茶碗2杯分くらいの温かいご飯にとき卵一個分を、一粒づつにしっかり絡むように混ぜます。ここのパラパラ具合が仕上がりに直結するので、丹念に混ぜましょう。そしてボク的に基本の具はたっぷりの白ネギがマスト。今回はそこにチャーハンの具としてはベストな岐阜県の名産品「明方ハム」を、敢えてゴロゴロ状態で使います。明方ハムは肉の味の旨味も勿論ですが、少し塩気が強いので味付けが薄めでも美味しくいただけるのが好きなんです。
まずは鍋に油を入れて弱目の中火でニンニクの香りを移します。そして香りが立ったところにハムを入れて、しっかり焼き目がつくように丁寧に炒めます。全体がキツネ色になったらニンニクを取り出して、いよいよご飯を投入しますがここでも火加減は強くせず、ご飯粒を潰さないように丁寧に混ぜてください。全体に火が通ってくるとご飯がパラっとしてくるので、ここでネギを投入して味を整えます。この日は塩と黒胡椒だけでしたが、カレー粉やガラムマサラを振ると更にオツマミ感が増します。醤油も上手くいけば美味しいと思いますが、味とパラパラ具合には熟練が必要で失敗しやすいのでお好みでチャレンジしてみてください。
そして全体が温まったように見えたらもう出来上がり。あまりしつこく炒めると水分が飛んじゃってふっくら感がなくなっていきます。焼き目が欲しい方は最後に強火もありかも?そこら辺はお好みに合わせられるのも、このズボラ炒飯の良いところです。
どうです、この見るからにパラパラな炒飯。美味しそうでしょ?笑
ほんの15分くらいで作れるズボラ炒飯に好きなクラフトビールを合わせたら、極上の休日ランチの出来上がりです。ああ、またお休みが待ち遠しい!笑。
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