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おざわやの代表のブログです

ひとつの道でご飯を食べるのに簡単な道はない

2019.07.08

週明け月曜日はまた朝活から始まりました。いつもなら朝活の前の日は飲みに出ないんですが、昨日はどうしても出なければならない訳がありました。

 

 

 

 

       

 

 

 

 

 

 

このDATESEVEN(だてせぶん)という日本酒は宮城県を代表する七つの酒造会社が力を併せて醸造し、毎年七夕の7時に解禁する逸品。数量限定なのでほとんど一般の酒屋さんには出回りません。そんな希少なお酒ですが、いつもお世話になっている近所の水都軒さんでは宮城の酒屋さんにツテがあって、このお酒を3本のみ入手することが出来たということで昨日の解禁時間に合わせてお邪魔しました。昨日は残念ながらホヤの仕入れはありませんでしたが、当のお酒の味は良く磨きこまれていてフルーティー。でも冷やして飲んでもそれに応えるほどの味わいもあって旨い酒でした。  

 

それもそのはず。このお酒を造るのは七つの酒造会社のエース達が酒造りの各行程を担当、仕上がりまでを皆で見守って作られるのでそれぞれの責任は重大なんです。そんな職人たちの技術と意地が醸し出す味わいを、やっと初めて呑むことが出来ました。おいしかったーん!

         

よければそんな造りの様子も見られるDATESEVENのフェイスブックページを見てみてください

 

 

 

 

 

石川遼選手の3年ぶりの優勝に涙しました

昨日そんな会に行く前、午後から家に居て男子ゴルフのメジャートーナメント、日本プロゴルフ選手権をテレビ観戦していました。この試合は4日間で鹿児島のいぶすきゴルフクラブで行われる予定でしたが、初日荒天により中止。急遽最終日に2ラウンド36ホール回ることになった試合でした。2日目まで終わってトップは韓国のハンジュンゴン選手と石川遼選手。ところが最終日の1ラウンド目途中までで石川選手は+5の大タタキでトップと4打差まで落ちてしまいました。高校生でプロの試合で優勝してからは賞金王やアメリカツアー挑戦など、輝かしい成績を残してきたものの、故障から調子を落としてここ3年は優勝からも遠ざかっていました。正直見ていて「またこれで落ちていくのか」という気もしていましたが、そこから持ち直して35ホール目でトップに並んでプレーオフへ。そして37ホール目で劇的なイーグルを決めて優勝。これまでの葛藤や挫折、そんな苦しみを吹き飛ばすような雄たけびを上げた姿には、見ているこちらまで涙がこぼれましたね。  

     

 

 

 

 

 


 

 

好きなことを続けることって楽だけじゃない

この石川遼選手も過去に輝かしい栄光の日々があるからこそ苦しんだ部分もあると思います。今年のアメリカPGAのマスターズトーナメントを制したタイガー・ウッズ選手も、同じように過去の栄光がありながらどん底に落ちてそこからの復活を遂げました。でもこんな2人のように復活できることってそんなに多くはなく、ほとんどは精神的にも立て直せず消えていくのを見てきました。特にプロスポーツは身体を限界まで使うこともあって、故障やそこからくる不調もあります。イチロー選手が活躍した一番の理由は「故障しなかったこと」といわれるほど、スポーツに故障は付きもの。何度かお会いさせていただいて応援している、大相撲の勢関もなかなか故障から立ち直れずに現在は十両で頑張っています。別にボクはプロスポーツ選手ではないです。でも皆さん自分の世界では、それぞれどん底に落ちるという体験をしておられると思います。そんなどん底って身体的にも心理的にも厳しくて、難しいということが判っているからこそスポーツ界での復活劇というのがこれほど胸に迫るんじゃないでしょうか。

 

そして決して失敗できない酒造りという世界で結果を出し続ける職人たちも含めて、やっぱり最後まで自分を信じ続けられること。そんなことを2人のプロゴルフ選手と1本の日本酒から教わったような気がしました。

では今日のブログはこんなトコで!