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おざわやの代表のブログです

大きな劇場にはないミニシアターの楽しみ

2019.03.05

降り続いた雨が止んで快晴の名古屋!でもまたお天気が崩れるそうで、明日はお知り合いの家族が経営する居酒屋のゴルフコンペなのですが、何とか夕方まで曇りのままなら嬉しいんですけどね。

おはようございます、店主のおざわです。

 

 

 

 


 

 

昨夜は待ち合わせまでの調整の為に映画を見ようと思って名古屋市の繁華街、伏見にあるミニシアター「ミリオン座」へ行きました。ここへは偶にしか来ないのですが、大手の劇場では上映しないような作品や既に公開が終わってしまった作品など意外に面白い作品がやったりして、決して施設は豪華では無いけどこじんまりした雰囲気も好きです。

このミリオン座は元々ヘラルドグループが経営していた劇場でしたが、人の流れが伏見から離れていった影響で閉館。その後ケーブルテレビを運営するスターキャットグループが新たに経営を引き継いで、栄地区の「センチュリーシネマ」と共に、ミニシアターとして再開した劇場です。実は昨日は違う映画を見ようとしてミリオン座に行ったのですが、その映画を上映するのはセンチュリーの方だったという失態。

イヤ実は前にも同じコトやりました、ハイ。汗

でもこちらにもちょうど良い時間に、尊敬する映画好きのオクノヤさんが紹介していた『ギルティ』というデンマーク映画があったので、そのまま観ることにしました。少し前に見た『パッドマン』もそう。オクノヤさんのお薦めというか、一緒にみんなで渋谷のミニシアターで観ました。

 

 

その映画ギルティは、初めから終わりまで電話を通話する中だけで展開していく異色のサスペンス映画で、たまたま緊急コールのオペレーターをしていた警察官の主人公アスガーが受けた誘拐事件の通報から、事件の解決に向けて様々な情報を集めていくというストーリーです。でも画面に出てくるのはアスガーとその周りにいるオペレーターだけで、アスガーの顔と通話相手の声だけの演技で90分通すという、まるで落語かアングラ劇場の1人芝居を見ているような構図とカメラアングルでした。でも不思議とだんだん通話相手の顔や表情すら見えてくるような演技と、一体誰が有罪(ギルティ)で誰が救われたのか?という展開から、全くテンポが落ちることなく観られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ミニシアターの楽しみ方

こんな風にミニシアターには目当ての映画を見に行くのも良いですが、時間があるときに行って興味を引いた映画を観るという、「出会いの楽しみ」もあります。それと上映前の予告を見ていると、こんな作品あったの?とそこから惹きつけられることも多いです。ただここは事前にチケットを買って席を予約というようなシステムはなくて、チケットを買った順に好きな席を取っていくので、どうしてもという場合は早目に劇場に行く必要があります。

 

 

 

 

 

早目にチケットを取ったらすぐ近くのHUBに行くのも楽しみですけどね

 

 

 

 

そんなミリオン座ですが、4月17日に場所を同じ伏見エリアに移転してリニューアルオープンします。

今までの3スクリーンから、音響の良い大きなスクリーンを増やして4スクリーンでの上映館となるので、これまで以上に楽しめる劇場になるのではないでしょうか。

 

個人的にはHUBから離れてしまうのが残念極まりないのですが。。。では今日のブログはこんなトコで。涙