おざわやの代表のブログです
2022.04.11
昨年のこのトーナメントでアジア人として初タイトルを奪った松山選手が、ディフェンディングチャンピオンとして臨んだ2022年初めのメジャートーナメント、マスターズトーナメント。この試合を観ると画面上に咲き乱れる花々とともに、目が覚めるようなグリーンのコースから春の到来を感じてしまうのはゴルファーあるあるです。今回はホストプレーヤーとして色々な役目のあった松山選手は1月の試合で優勝したものの、ここしばらく首から背中の不調に悩まされて前の試合を棄権。この試合への出場も危ぶまれるほどの状態でしたが、うまく調整して大役を務め上げました。その上で連覇!なんてことになれば素晴らしかったのですが、メジャーの中のメジャーと言われるマスターズに連覇するなんてトンデモないことなのは、まず勝つことさえ叶わない選手たちがいるくらいですから当たり前ですよね。
そんな中で今回優勝を勝ち取った25歳のシェフラー選手は今年2月に初めてツアー優勝したばかりで、ここまで合わせて3勝と絶好調のままでオーガスタに来ました。そしてまたこのメジャーまで初優勝と、とにかく今まさにノリノリな選手です。
この試合の最終日最終ホールで、ゴルフの面白さと奥深さが感じられる出来事がありました。
ゴルフというのは必ず強い人が勝つわけじゃないのが面白さ。そしていつもこのトーナメントが行われるオーガスタナショナルGCでドラマが起こるのは、必ずと言っていいほど11番ホールから13番ホールの「アーメンコーナー」と呼ばれるホールと16番の池越えのショートホール、そして18番の最終ホールです。「魔女が住む」と言われるアーメンコーナーでは、目まぐるしく変わる風向きによって林や池に打ち込んで自滅する選手が多いことからそう呼ばれています。特に勝負が終盤に向かっていくことで残りホール数やスコアを数えてしまうことから、余計な意識が生まれやすいこともリズムが変わってしまい易いんだと思います。そして16番ショートホールでは最終日に池ギリギリに切られるピンを狙うことから、失敗して大きくスコアを崩すこともあります。
そんなことが現実となったのが昨年のこの試合。
今回はここでの優勝争いの大きなドラマはありませんでしたが、最終日に猛チャージを仕掛けたローリー・マキロイ選手はこのアーメンコーナーまでに5アンダー。ここまでで2位とはいえトップのシェフラー選手とは5打とかなりの差があったので、きっと追い付けるとは思っていなかったと思います。ところが勢いそのままに挑んだ13番のロングホールではティーショットと2ndショットを完璧に運んで、イーグルパットも難なく決めて7アンダーと、シェフラー選手次第では「もしや優勝に絡めるか?」とも思ったのではないでしょうか。それを知ってか知らずかシェフラー選手は落ち着いたプレーを続けて、14番15番もバーディーで再び差を5打に戻して迎えたのが18番。
そう、オーガスタでは幾度となくドラマが見られる最終ホールです。
実はマキロイ選手はこれまでに全米オープン全英オープン全米プロと、メジャートーナメント3冠をすでに達成していて、このマスターズトーナメントで優勝することで「キャリアグランドスラム(生涯に全てのメジャーで勝つという称号)」を狙っている選手で、当然その実力も充分なはず。その後も望みを賭けて攻め続けたマキロイ選手でしたが結局スコアは詰められず、最終ホールの18番もティーショットと2打目を共にバンカーに落として万事窮すです。
ところがここからドラマは起こります。
バンカーからの第3打でカップより何メーターも右に打ち出されたボールは、傾斜に乗ってスルスルと左に下っていって最後のひと転がりでカップインしてバーディーです。もちろん優勝にはもう届かないことはわかっていますが、この日ノーボギーで8アンダーというとんでもないスコアで追い上げたマキロイ選手を、ギャラリーがスタンディングオベーションで讃える結末にゾクっときます。さらにはマキロイ選手と同じ組で回っていたコリン・モリカワ選手がその騒ぎの中、同じバンカーから続いて打ったボールがまたしてもカップインしてバーディーってハンパない盛り上がり!ちなみにこのモリカワ選手も全英オープンと全米プロに勝っているので既に2冠で、もちろんこのマスターズにはどうしても勝ちたい1人のはず。そんな2人と知っているから、グリーンを囲むギャラリーたちも熱狂しちゃいますよね〜。
そしてそんな騒ぎの中で詰められたとはいえ、まだ4打差をつけてのトップのシェフラー選手が打ったティーショットは右の林の中へ。そこからまさかの展開か?なんて見ているコチラもちょっと期待(失礼!)してしまいましたが、そこからのリカバリーを手堅くグリーンに乗せて、優勝はもう盤石の体勢です。でもそこから「2パットのパーで充分」と打った3打目はショートして微妙な距離。まだそこからでも2パットで余裕の優勝と思われた1.5mをまた外して、さらには次の60cmも外してしまいます。
3つめのパットを外したシェフラー選手は口元を押さえたままボールではなく、不安げにキャディーのテッドさんの元に歩み寄ります。このテッドさんこそこれまでに2012年と2014年の2回ともにバッバ・ワトソン選手の優勝を請け負っている、いわばマスターズを知り尽くしていると言っても過言じゃないキャディーさんです。シェフラー選手と一言二言交わしたあと、背中を「ぽんぽん」と叩いている姿はまるで子供を励ます父親のようで、そのパットをやっとのことで沈めたシェフラー選手が第86回目のチャンピオンとなりました。
ゴルフって上手いからって勝てるわけじゃないし、近いからって入るわけでもない。欲しがれば欲しがるほど遠くなってしまう勝ちもあるし、トップを独走していた選手が突然崩れてしまって転がり込むこともある。でも間違いなく言えるのは「努力は報われないかもしれないけど、正しい努力は裏切らない」ってこと。やっぱりマスターズトーナメントはこうしたドラマが生まれる特別な空気を持ったトーナメントで、そんな歴史をずっと積み重ねているからこそ全ゴルファーの憧れであり、素晴らしいトーナメントなんですね〜。
いや〜ゴルフって本当に良いもんですね〜。
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