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おざわやの代表のブログです

「当たり前」にあることが「有り難い」ってこと

2019.07.01

今日から7月。ということは令和元年の今年も半分終わったということです。早-----。最近月初にはツイッター繋がりな人たちから流れてくる「おついたち(お朔日)」。月初の1日に祈りを込めてお赤飯を食べましょうということですが、元になっているのは神道でいう新月にお参りをする流れから、新たな月を迎えるお祝いということでしょうか?以前に勤めていた会社では毎月15日に神道のお参りがあってお昼には赤飯が出ていたので特に違和感がなかったこともありますが、まあ理由が何であれ、お赤飯は好きだけどなかなか食べる機会がないからちょうど良く乗っかっていただいてます。

 

 

 

 

       

 

 

 

 

 

ここ覚王山の梅花堂は言わずと知れた「鬼饅頭(おにまんじゅう、サツマイモの入った蒸し饅頭のことね)」が有名なお店。でもここの赤飯はその15日参りで食べていたもので、なにより美味しいからお気に入り。やはりそんなお赤飯もこちらでは人気があり、1日と15日には昼頃までに売り切れてしまうことがほとんどです。 今日は早目に寄られて買えたので嬉しい!お供えしてお昼にいただこうっと。

         

 

 

 

 

 

ホームセンターハイエースが閉店しました

以前からこちらのブログやツイッターなどで紹介していましたが、おざわやのご近所で40年の歴史があり、ボクが引っ越してきた中学校の頃からお世話になってきたホームセンターハイエースが6月30日をもって閉店しました。作業道具の品揃えはいいけれどあまり安くないとか、釣りやゴルフ用品にキャンプ用品などは品揃えが悪くて買うものがないとか色々ありましたが、それでもちょっとした時に歩いてもいけるところにあるというのはやっぱり便利でした。

       

 

 

 

 


今朝朝活に向う前、ハイエースの横を通った時に思ったことをツイート。知ってはいたものの今日からはもう開かないんだって思ったとき、寂しさを感じました。でも良く考えたら一番寂しいのはボクらではなく、これまで働いてきた店員の皆さんだよなって。きっと半年以上前には閉店することを知らされていて、すぐに転職した人もいれば昨日まで閉店に向けての作業をしていた人も様々にいるでしょう。そんな人たちだって今日になって本当に開かないお店を見るのは本当に辛いもの。心にぽっかり穴が開いたような思いでいることでしょう。

 

なんでそんな事が店員でもないお前に判るのかって?

それは今までに2回、そんな景色を見てきているからです。

 

 

 

 

居場所がなくなることの寂しさは辛いものです

1度目は始めて就職した会社が消えてしまった時のこと。

二十歳そこそこの頃にご縁をいただいたその石材店。初めはアルバイトで現場の職人の仕事を覚え、その後は社員として就職して営業としての仕事も憶えました。バブル崩壊後の不況で暖簾を下ろすと聞いて、その後の自分の身の振り方や行く先が不安で20年勤めた「会社が終わる」ということには頭が回らなくて。最後の日に皆で挨拶をして店の外に出たとき初めて「もうここに戻って来ることはない」ことに気がついて、もの凄く寂しい思いに駆られたのを思い出しました。当たり前にあった居場所が無くなってしまうのって、こんなに辛いものなんだということを身を持って知りました。

 

そして2度目の体験は自分が働いていた訳じゃないけど、ホテルが閉館になるまでの半年をすぐ近くで見ていたから。

それはたまたまご縁いただいた名古屋駅前にあったホテルアソシア名古屋ターミナルが、2010年に36年の歴史に幕を下ろして閉館するまでのホテルマンたちや経営陣のやり取りを近い位置で見てきたからです。当時ボクはホテル内で行われていた社員教育の場としての「アソシアおもしろ学校」に一参加者として出席していて、ホテル従業員たちとも仲良くなっていました。それから従業員全員の転職を斡旋した経営陣や、新天地で活躍しようとする従業員たちの様子も見ていて、ホテル閉館の日にはお客さまや従業員たちの催し「謝恩の夕べ」にも招かれ、その会が終わった後の従業員だけの「卒業式」にも参加させていただいてました。それは自分が失職した時のことを知っているからで、きっとこれから従業員たちに訪れる本当の「寂しさ」を知っているから。もちろんホテルが培っていた志や理念を耐えさせたくないのもありましたが、そんな従業員たちの為にも居場所を作ってやりたいと残したのが現在の社団法人アソシア志友館のはじまりです。その後もアソシア志友館を通じて従業員の何人かは交流がありますが、頑張っている姿には今でもエールを送ったりしています。

 

もちろんハイエースに勤めていた人たちに特別な繋がりがあるわけではないけれど、やはり地元を支えてきてくれた存在が無くなるのはこちらにとっても寂しいもの。巣立っていった皆さんのこれからの人生が輝かしいものであることを祈るしかありません。ちなみに敷地内で野菜や果物を売っていて人気のあった青果店は、それほど離れていない西山商店街での移転営業に向けて準備をすすめているとの事で何よりです。その他の皆さんもガンバレー!

 

 

 

 

当たり前なんてどこにもないよ

こんなことっていつどこで起こってもおかしくないことです。皆さんもそこに今そこに在ることが当たり前なんて思わず、目の前にあるものや身の回りに起こることすべてが「有り難い」ことだと思って、日々大切に過ごしてくださいね。そして神棚や仏壇に「ありがたや」と手を合わせ、お墓まいりで今ここに在ることを感謝してくださいね。

 

 

 

 

 

雨上がりに今日もお墓まいりしてスッキリ!

 

 

 

 

さーこの半年もますます楽しく過ごせるよう、日々感じたことを発信していきますよー。

そんな決意のブログはこんなトコで!