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おざわやの代表のブログです

少し綺麗になったお墓で春彼岸を迎えませんか?

2019.02.28

今日は朝から雨の名古屋で、ここしばらくよりも肌寒く感じます。

こんにちは、店主のおざわです。

ここのところ仕事以外のブログばかりだったので、「ホントに仕事してる?」なんて言われそうなので、偶には仕事しているところも見せますね笑

 

 

 

当店で請ける仕事の件数のナンバーワンは文句なしに「戒名(法名)の追加彫り」です。

これは既に建っているお墓に亡くなった方のお名前を追加する作業ですが、いつもそのついでにお墓の無料点検もさせていただいています。普段お墓に行ったとしても一般の方がお墓の異常に気が付くことはまず無くて、お墓のプロとして各部の接着やお墓の傾きなどを目視で点検してお施主さまに現状を報告させていただきます。その際に追加の注文をいただくことが多いのが「お墓のクリーニング」です。

先日もそんなお客さまから注文いただいたお墓のクリーニングをさせていただきました。

 

 

 

 

 

昭和55年に建立されたお墓はよくお掃除されているようでした

 

 

 

 

先々代が建てられたお墓に今回、お父さまを納骨するのにあたりその「戒名・命日・俗名(普通のお名前)・行年」を彫りこむご注文でした。その場で簡単な点検をしてみると、40年以上経っているのにお墓の汚れはそこまで非道くはなくて、これまでずっとよくお掃除されていたことが伺われる状態でした。でもどうせならば綺麗になったお墓にお父さまを納めてあげたい、というのが当代の息子さんのご希望でクリーニングすることが決定。そしてお墓の各パーツの接合部である目地があちこち切れていて、そのままにしておくと石と石の隙間に水が入り込んで接着が弱くなって剥がれてしまうため同時に目地の充填も施工することになりました。やっぱりお骨になってしまってもご家族が納まるのならば、綺麗にしてあげたいと思うのは当然ですよね。

幸い石の状態も申し分なかったし、この日は春が近づいてきた陽気も手伝って水仕事も苦にならず、クリーニング作業が捗りました。

ちなみに殆どのクリーニング作業はボク自身が作業させていただいてます。他人のお墓でも綺麗になると気持ち良いんで、これぞ趣味と実益も兼ねて更にお施主さまも喜ぶからボクも嬉しい、というまさに「四方良し」笑

 

 

 

 

 

 

それほど汚れていなくてもクリーニングの前と後ではこれだけの差が出ます

 

 

 

 

次からのお墓まいりでは水をかけながら素手でホコリを落とせば掃除は終わるくらい滑らかな表面になりました。これで当分はお墓まいりもラクに気持ちよく出来るはずです。

こんな汚れ具合のお墓を見てピンと来た方、建てられてから30年以上が経ったお墓がある方は点検がてら、クリーニングされると良いのではないでしょうか。今ならまだ2軒程度なら春のお彼岸前に施工できる枠が空いてますので、ぜひご検討いただき当店までお問い合わせください。

 

 

この日は濡れてしまっているので目地は後日に詰めることにして他の部分も点検しましたが、次は古くて鋳物の花立が水漏れし始めるかもしれない点をお伝えしましたが、実はそれ以上の危険な状態がその後に見つかったのです。それについては明日のブログに。

では今日のブログはこんなところで!