おざわやの代表のブログです
2021.06.03
今朝起き抜けにフェイスブックを開けると、エクスマ塾の藤村先生の投稿で先輩でもある北海道議員の広田まゆみさんとの対談の動画が上がってきました。10分ほどの動画を見始めてすぐ「地方議員はミミズのように土地を耕して地域の未来をデザインするお仕事です」という言葉が出てきて、なるほど〜と大きく頷いてしまいました。国会議員というと渡り鳥みたいな人ばかりなイメージですが、全国に3万2千人もいる地方議員の皆さんには、広田さんのようにぜひミミズを目指して欲しいなと。
でもこの中で一番響いた言葉は「地域の未来をデザインする」という部分。
新しくお墓を作ろうと当店にご相談に来ていただくお施主さまの中には、「オシャレなデザインのお墓を」と言われて他にはない奇抜なモノを求められる方もいます。元々弊店でメインに取り扱っている墓石はほとんどが著作権登録済みのモデルで、使い易さや耐久性をデザインし長年使うことで味わい深くなる、シンプルモダンと呼ばれるような設計のものです。
昨日の建て前ではこのモデルに標準仕様となっている「耐震施工」をさせていただきましたが、耐震というと「絶対に外れません」的なキャッチコピーの墓石店がほとんど。弊店でいう耐震は必要最低限のラインを超えないようにするもので、いずれ何十年後にメンテナンスが必要なときには取り外しが出来るものでなければならないと考えています。昔見た「象が乗っても壊れません」のCMのように、クレーンで釣り上げても外れない墓石などメンテナンスが出来ないばかりか、実際に大きな地震が来れば石が耐えられずに折れてしまうのが関の山です。
この耐震施工のキモである「壊れにくいけど解体できる」という両曲面な難題を接着剤の種類や使う量、そして接着面の石の仕上げまで設計することでクリアしたモデルをお薦めしています。それでもいかにも!といったゴツさを表面には見せず、シンプルに仕上げるのが「デザインする」ということだと思っています。
初めに挙げた「地域の未来をデザインする」も同じ意味だと思いますが、「デザイン」とは【具体的な問題を解き明かすために思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて表現すること】とWikipedia先生も言っているように、他人とは違う奇抜な見た目のことを言う言葉ではないということです。
もちろんそこに目的があれば出来る限りの設計はさせていただいてますが、「ちょっとオシャレに」と言いつつ飾り立てるようなデコレーションは、後々のメンテナンスの障害になったり耐久性で問題があったりと、ほとんどがお薦めできるものではありません。
それから言うと今のこの時代はまさに未来をデザインする絶好の時期。
これまで当たり前だったことがすっかり出来なくなり、人と人との関係性が見直されました。経済だって終身雇用の専業的な仕事がなくなり、サラリーマンでさえ転職や副業に複業までも認められるようになりました。実店舗もなくSNSや動画配信による売買も個人的に出来るようになった今、子供達の見ている未来はボクらの知っている今とは大きく違うものになっていると思います。
それは奇抜なモノやオシャレな生活などではなく、「どう生きたいのか?」を形にする仕事ではないでしょうか?そんな地図のない未来をどうデザインするのか?
考えているだけでワクワクしてきませんか?
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい
・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易く建て替えたい
・お墓を少しキレイにこざっぱりしたい
・お墓に名前を追加して彫りたい
・お墓が壊れていて直したい
・墓地に草がたくさん生えて困っている
・お墓の汚れが落ちなくてスッキリしない
他にもとにかくお墓で困っているー!という方は、まずここからボクに連絡くださいね。
【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。