【タマには最近思う石屋さんとしてのスタンスなどもブログに】

年末に換えたスマホの営業から思った顧客との向き合い方のあれこれと、石屋さんとしてのお墓との向き合い方のスタンスについて。

お店で仕事をしていると事務機器や看板、ネット環境や電気料金など色々な営業さんが訪ねてきます。もちろん初めは電話でアポ取って来る場合が多いのですが、一番多い電話やネット料金についての営業はまず「NTTから請け負っている◯◯サービスです。いつもお世話になってます。」などと、今だにいつ世話したの？とツッコミ返したくなる営業トークで、この時点で引っ掛けようとしている雰囲気がアリアリ。大体はこちらに意思を出させないように捲し立てて、電話機やルーターの情報を聞き出そうとしてきますが、断ろうとすると段々機嫌が悪くなっちゃう。

楽しくなさそうだなあって可哀想な感じもします。

最近やっと来なくなったのは「LED看板でもっとアピールしましょう！」というのや「ホームページを無料で制作させてください」と言う営業。ちょっと調べてウチのホームページ見てから営業かければもっと違うアプローチがあると思うし、こんな営業掛けたらダメ！な見本を教えてくれます。こう言う人たちはリストを見ているだけで、相手のことを調べていないんだなーと逆に気の毒になっちゃうくらいです。。

年末になると必ず掛かってくる「元旦の新聞のお年賀広告にご協力いただけませんか？」なんて、いったいいつまで昭和なことを続けているんだろう？と老婆心ながら心配になってしまいます。

そんな中、昨年末に掛かってきた営業電話はソフトバンクの法人担当の営業さんからで、今のままの個人向けの契約よりかなりお安く提供できますとの提案を受けたもの。内容的には今までと同等ながら基本料金が安いし、わざわざショップに行かなくともより細かく管理できるようになりそうだったのでお願いすることにしました。

何より個人契約よりも安く、そしてiPhoneを早めに換えられそうなのも魅力でしたしね。

その後契約や事務手続きも、実際にiPhoneを届けてくれたりも向こうから来てくれるのでとても助かりました。さらには新しいiPhoneへのデータの移行も手伝ってくれた上に、何かあればお電話いただければいつでも来ますので！と頼もしい一言を残して帰って行きました。

顧客目線からすればこんな営業さんなら頼もしくて長く付き合えそうだし、他の人にも紹介したいくらいですよね。

【石屋として接客する際に気をつけていること】

石屋という仕事はちょっと内容的には特殊に思えるかも知れませんが、それでもやっぱり顧客目線というのは変わらないものです。

それこそ昭和とかバブリーな頃の石屋さんなんて「営業」なんて意識のない、いかにも「石屋の大将」みたいな人もいたりしました。ボク自身はたまたまバイトで入っただけ（笑）の現場作業の職人上がりだったので、逆に「石屋さんにとっての常識」を持っていませんでした。そんなご縁からでどちらかというと顧客目線に近かったのが良かったのかも知れませんね。

なのでボクはどちらかというと経営者というより職人目線。

もちろんお施主さまの希望には出来るだけ添うのはもちろんとして、お墓が仕上がった後でお参りする際の導線や掃除のし易さ、さらに言えば見えないところの水の流れや将来的に必要な修繕などまで見越して、まずは図面を引きます。そして最近さらに意識するようになったのは経年変化。先日も10年ほど前に手掛けたお墓のお施主さまからご連絡いただいて、お墓掃除についての相談に乗ったばかりです。

まさにこの小叩き仕上げは昨今のなんでも綺麗に「コーティング」しちゃえば良いという流れの正反対。逆に経年変化によって古びていくのを良しとする仕上げです。ただそのまま放って置いたのでは「汚れ」になってしまうので、今後の掃除をどうしていくか、掃除道具選びをお施主さまと一緒に検討しました。

こんな風にお墓造りは建てて終わりじゃなく建ててからがスタート。そこから先の子孫に向けてのメッセージのようなものを託されていると、そんなつもりで図面に向かっています。するとどんどんそんなメッセージが膨らんでしまって「やり過ぎ」にもなってしまいかねず。そこはそれ、コストのこともあるので「ホドホド」も意識しなければならず、アレコレと工夫するのも楽しい時間です。

とはいってもボクがそんな図面に向かう時間だってもちろんコスト。できるだけ短い時間でそんな「メッセージの解」を見つけられるよう、様々なデザインや設計の意図をもっともっと学ばなくては！とも感じています。

今日も結局一日中、一つではない解をあーでもないこーでもないと図面と睨めっこ。楽しいけれど悩ましい、そんな石屋さんの1日はあっという間に更けていきましたとさ笑笑。

【もしお墓でこんな悩みがあればお気軽に当店へ ご相談ください】 

・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい

・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易く建て替えたい

・お墓を少しキレイにこざっぱりしたい

・お墓に名前を追加して彫りたい

・お墓が壊れていて直したい

・墓地に草がたくさん生えて困っている

・お墓の汚れが落ちなくてスッキリしない

　他にもとにかくお墓で困っているー！という方は、まずここからボクに連絡くださいね。

【店舗情報】

お墓のおざわや　　

店舗住所：名古屋市名東区高針原２－１０１

電話番号 : 052-734-8102　

営業日：月曜日～土曜日（日曜定休）　　　

営業時間：朝９時から夕方５時まで

【 弊店への車でのアクセスはこちら】

アクセス

店舗の前に2台分の駐車スペースがあります

少し止めずらいですがお使いくださいね

【 電車やバスでお墓のおざわやにお出での時は】

地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。

とにかくまず始めにお電話でご予約くださいねー！

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