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おざわやの代表のブログです

【止まった時間の思い出は今考えてもフシギな体験でした】

2020.01.10

 最近よく目に付く量子力学の話題でもよく取り上げられますが、量子的には場所も複数同時に存在するし時系列すら前後関係ないと言われ、ボクらの意識すらエネルギー体として他の身体に輪廻転生できるそうです。とは言っても、じゃあ今からちょっとニュージーランドへーなんて行ける訳じゃないし、昨日の自分に戻れる訳じゃないですよね。


 でも時間が誰にとっても同じ尺度ではないし、場合によっては止まったような時間を過ごすことだってある。今日はボクがそんな時間を体験したときのことを。




【オートバイの事故で過ごしたドラマチックではない永遠の時間】

 ボクが高校生の頃、オートバイに乗るのが大好きで学校から帰るとすぐに50ccのカワサキのバイクに乗って、家から10分も掛からないところにある東山動植物園へよく行きました。と言っても別に動物を見に行く訳じゃなく、その敷地内にあった「東山ドライブコース」を走りに行くためでした。


 その頃のボクは高校を卒業したらライセンスをとって、バイクのロードレーサーを目指そうと思ってたので、その修行というか練習のために毎日通っていました。その東山ドライブコースは走り抜けるのに5分と掛からない短いものでしたが、7つのカーブが入り組んだワインディングロードで当時の「走り屋」と言われる車やバイク乗りたちに人気の「聖地」と言われていたコース。今考えれば、付近に住んでいる皆さんには本当にご迷惑をお掛けしてたなと反省するばかりですが、あの頃のボクらにとっては分かってても止められない魅力あるコースでした。





 ある時いつもの様にそこで会う仲間と、膝に当てたパッドと凌ぎを削っていて、その瞬間は訪れました。




【ブラインドコーナーの先に待っていたもの】

 先の写真のギャラリーコーナーと呼ばれていた左カーブを抜けると先の見えない右コーナー。その先は下りながら先の見えない左コーナー「自販機コーナー」でした。



自販機コーナーへのアプローチにある横断歩道の跡


 ブラインドコーナーを抜けると見える6コーナーは右側に駐車場と売店があり、自販機コーナーと呼ばれていましたが対して景色が素晴らしいわけでもなく、殆ど誰もいない場所でした。

ただこの辺りには東山一万歩ハイキングコースがあって、その一部がここでドライブコースと交わっていて、自販機コーナー手前には横断歩道がありました。


 バイクに乗ったことがある方はよく分かると思いますが、横断歩道のペイントの上はとても滑りやすくて気を使うもの。でも慣れていたボクらは多少滑るだろうと予想しつつスピードも落とさず走っていました。


 その時はかなり僅差で競り合っていて、前を走るバイクを追っていたので少しオーバーペースだったのか、いつもよりも多めにタイヤが流れましたが構わず立て直しながら、次の左コーナーに突っ込みました。すると気を取られていたのか前のバイクが何かを避けたのに気がつかず、目の前に現れたのは殆ど停止に近く徐行していたクラウン。これは避けられない!と思った時に、その時間は訪れました。




【止まった時間と妙に冷静だった時間】

 フルブレーキを掛けながら「これは止まれないし避けられない」と思ったのは、多分ゼロコンマ何秒も無かったでしょう。その間にどうする?と自問自答して咄嗟に思いついたのが、物理で習った作用反作用の法則。



あ、中学の理科でしたね笑


 バイトして買った大事なバイクは壊したくない。ギリギリで止まれないならば、ぶつかった瞬間にボクが飛び出せばバイクの運動エネルギーがゼロになり、バイクを壊さずに済むかも?とそのゼロコンマ何秒に考えて無鉄砲に即実行しました。今考えるとバカですよねー笑


 で身体に衝撃を感じることもなく絶妙に飛んだボクは、また空中で考えました。「そうだ!柔道の受け身だ!」と、当時高校の柔道の授業で習っていた「前周り受け身」を思い出してまたすぐに実行。目の前に居たはずのクラウンの上を飛び越え、その鼻先の道路に前周り受け身を見事に決めボクは、一回転して立ち上がっていました。


これ絶対作り話じゃ無いですよ!!笑笑



 で、一番に心配したのはやっぱりバイクのこと。立ち上がってすぐに振り返ると見えたのは、クラウンの運転席と助手席で正に口を開けたままの男女。そりゃそうだよねと思いつつ車の後方を見ると、誰も乗っていないはずのバイクが立ったまま止まっていました。



 駆け寄ってみると右側のガードレールの下に前輪を食い込ませて、倒れることもなく立っているバイク。それを見て自分のとったスペッシャルな対応が間違ってなかったと実感すると共に、何であんな事が出来たのかという不思議さが溢れてきました。


 火事場のナントカとか、走馬灯の様にそれまでの人生が流れる関係ではありませんでしたが、今考えても不思議で考えてからやれる事では無かったと思います。人間の持つチカラって本当に凄いですね。



 勿論その後は何のミラクルもなく、警察で事故届けしましたけどね笑笑





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