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おざわやの代表のブログです

ヒトは与えられた環境をどう受け止めるかで変わっていくものです。

2019.10.14

それぞれが自分に出来ることを考えて真摯に取り組むことが大事なんだという事を、自然の驚異とラグビーワールドカップから感じました。そんなことをブログに書きたいと思います。



昨日は台風が通過した名古屋でしたが、今回も関東寄りに逸れたためにそれほどの影響もなく、朝から落ちた庭木の枝や葉っぱを掃き掃除した程度でした。

今回浸水の被害が報告されている栃木県には足利に住んでいる兄も居ましたが、どうやら河川の氾濫があった地域とは離れていたらしくて特に被害がないようで安心しました。それでも一緒に塾に通っている福島県在住の仲間は、会社が浸水被害にあって商品や事務用のパソコンがダメになってしまったとかで、命あっての物ダネとはいえ心情を察すると胸が痛みます。







そんな中ですがラグビー日本代表チームが強豪のスコットランドを下して、史上初のワールドカップ決勝トーナメントに通過しました。そんな模様を見て勇気付けられた人たちも居ただろうし、それどころじゃない夜を震えながら過ごした人もいるでしょう。被害を受けて亡くなられた方たちには心より哀悼を捧げます。


そして台風の影響で試合が中止となり予選敗退が決まったカナダ代表チームが翌朝、会場近くで被災した市民の為に溜まった泥を除去するボランティアをかってでたり、稲刈りの手伝いや小学校の運動会に飛び入りとか、自分たちに出来ることを考えて行動している姿がSNS上にも溢れていました。実際にどれほど役に立ってくれたのかは判りませんが、少なくともその姿を見た地元の人たちの心だけは温かくなったはずで、そんな心の支えこそが大事なんだと教えてもらった気がします。




不謹慎ではなく心寄り添ってそれぞれの生活を送ることが大切

彼らの行動はある人から見ればもしかしたら不謹慎と取るかもしれない。でも被害を受けて心が折れかかったヒトたちから見れば、これ以上ないエールだったんじゃないかと思えます。何よりこの小学生たちの笑顔を見れば、とても大きな想い出になった事だと思います。







例えば同じ日本に住む我々ですが、大変な人も居るのだから遠慮しようなんて自粛するんじゃなくて、いま自分に出来ることを粛々と進めればいいと思うんです。朝、落ち葉を掃いたのだってそのままにしておけば側溝に溜まっていざという時に詰まってしまうかもしれないとか、ついでに家の周りで飛んでしまいそうなものをしっかり留めておこうとか、そんな風に身の回りに気を配ったって良い。被災地に近い友だちに声掛けるだけでも良い。そして自粛するのではなく、いつも通りの生活を送ってくれたほうが気が休まると、以前被災した方からお話を伺った事があります。困ったような顔で陰気臭くされるより普段通りに、大丈夫!って笑顔で見守ってくれたほうが嬉しいですよね。


ボクはやったことないけどラグビーというスポーツだって、チームの中には色んな役目の人が居てそれぞれが得意な分野で活躍しているからこそ、ワンチームとして強く戦えるんじゃないかと思います。今回の日本代表チームはそれが今まで以上に飛びぬけていて、強いチームと比べても劣っていない気がします。

ボクらもチーム日本として自分に出来ること、そして自分にしかできない事に取り組んで、心だけは寄り添って行きたいと思っています。



とにかく、頑張れニッポン!!