blog詳細

おざわやの代表のブログです

マリーゴールドホテルで会いましょう

2019.06.30

普段から家にいられないことが多くて、休日とはいっても全く予定がないのは珍しい。今日は今月の中では唯一そんな1日。たまには罪滅ぼしではないけど、家族と一緒に過ごそうと予定を空けてて何をしようか?って楽しみにしていました。

こんにちは、おざわや店主の小澤敦司です。

 

 

 

 


 

 

ところがよくよく聞いてみればヨメさんはPTAバレーの試合だし、息子くんは友だちと会う予定と気がつけば一人きりの日曜日。どうしようかなって途方に暮れるという・・・笑

まあこんなこともありますよね。

 

そんな時にふと最近、映画上映会や飲み会などに参加してくれる森本くんからランチ会のお誘いを貰っていたことを思い出したんです。早速連絡を取ってドタ参加することになりました。こんなとき持つべきものはSNS繋がり。会場は南区桜本町にある精肉店直営の焼き肉屋さんで、炭焼き会席というランチセットを仲良しな皆んなで食べようというイベントでしたが、お久しぶりな人も初めましてな人もいて、楽しい時間になりましたよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画「マリーゴールドホテルで会いましょう」を観ました

この映画は7年前の公開で「恋に落ちたシェークスピア」や「コレリ大佐のマンドリン」などヒューマンドラマが得意?なジョンマッデン監督の作品。とはいえこの作品を観ようとしたのはそんな情報からではなく題名にあるマリーゴールドの想い出から。まさに7年前に行ったインドへの旅行で見たマリーゴールドの花がとても印象的で、そんな花とインドの地が題材になった映画として観たくなったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インドでは結婚式ならまず会場を彩るのはマリーゴールド。そして先祖供養にもマリーゴールドでお釈迦さまやヒンドゥーの神さまににお供えするのもマリーゴールド。とにかくあらゆるところでよく見るポピュラーで神聖な花なのです。そんな花が題材でその舞台はインドということで、この映画に興味が湧きました。ちなみにこのマリーゴールドは、メキシコで年に一回行われる先祖供養の祭り「死者の日」にも国中を彩る花として知られています。全く違う文化、全く違う宗教なのに同じ花を大切にしているって、とても不思議だなって興味を惹かれます。

そしてこの作品で話のメインを演じるのは007シリーズでのM役が印象的なジュディ・デンチ。さすがの演技力で物語に厚みを増しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の老後って考えたことありますか?

そしてこの映画はイギリスでそれぞれ別に暮らしていた5組の夫婦とインドで父親のホテルを継いで夢を叶えようとする若者の物語。それぞれの理由でイギリスでの生活で行き場を失い、インドのリゾートホテルで余生を過ごそうと集まってきたけれど、聞いていた話と違うホテルの状況と混沌としたインドの文化に戸惑いながらそれぞれの道を見つけていくという物語です。その物語ももちろん面白いのですが、映像の中で見られるインドの騒々しい交通状況や人々の暮らしぶりも7年前にインドで体験してきた空気感そのまんま。そして何よりこれから迎える超高齢社会を考える中で、だれもが迎えるそんな時が特別なものじゃなくて今の生活の続きにあるってことを教えてくれます。

 

なんとなく老後って他人事に思えますよね。

でも普段の生活でも起こりそうな心の揺れや嗜好、そしてその人の歴史まで含めての老後って誰にも訪れるもの。そんなことを教えてくれる素敵な映画でした。

 

 

 

さあゆったり過ごした休日、明日から始まる新しい日々への充電は出来ましたか?

ボクはまた明日もまたいつもの朝活からのスタート。早めに寝て明日に備えます。そんな今日のブログはこんなとこで!