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おざわやの代表のブログです

感謝をもって生きていきたいと思います

2019.01.03

たまに見かけると嫌な気分になってしまう風景。

それはよく行く練習場で、帰る際に料金を支払う時のことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボクがよく行く練習場は受け付けでカードホルダーを受け取り、挟んであるパンチカードを貸し出し機に差し込むと練習球が出てきて、帰りに打った分を清算します。ボクも含めて常連さんは回数券を買っている事が多く、会計の時には打った分だけの回数券と打席料を支払います。

ただそれだけの事ですが中にはカードホルダーを受け付けに投げつけ、回数券をほうり投げ、最後には打席料まで投げ捨てるように渡す方を見ることです。それはサービスの対価ですから、どう渡そうが勝手ではあります。

でも精一杯の笑顔や世間話で和んで帰ってもらおうとしている受け付けの人たちがどんな気持ちだろうと考えたら、そんな態度ってなかなか出来ないと思うんです。 それは業種こそ違えどもサービスを提供する側としても悲しくなってしまう場面です。

何でそんなにぞんざいにお金を扱うのだろうか?とか、何で召使いのように扱われなければならないのだろうか、と。

 

 

先日読んだ西野亮廣さんの新刊「新世界」で書かれていたのは変わりゆくお金の価値感や、それ以上にこれから大切になる物としての「信用」のお話し。

その中で言われていたのは、最近よく聞くようになったクラウドファンディングを「信用をお金に変える両替機」といい、更にお金に替わる価値になるのは「時間」で、それを交換する通貨?として実験に使ったのはなんと「言葉」でした。言葉=時間って分かりづらいかも知れませんが、ブログを書くのに数時間かかる事ってありますよね。例えば手紙だったり大切な人に贈る言葉なら時間をかけたいですよね。それを価値として使った実験では、限られた言葉では相手を思いやる言葉、綺麗な言葉しか出てこなかったそうです。(なかなか上手くお伝え出来ないのでご興味あれば是非「新世界」を読んでみてください!)

そんな価値観の転換点にある今、自分が受けたサービスにすら感謝を伝えられない人たちが居て、それを受けなければならないのが仕事なのか?そんな事を考えてしまいました。

 

 

 

ウチのお店でお仕事させていただいたお客さまには、毎年年賀状を出させて頂いてますが、それにだって会うたび「いつもありがとうねー」って声かけてくださる方もいます。むしろそんなお客さまに恵まれてる事を有り難く思わなければいけませんね。

せめてボクはどんどん感謝の言葉を伝えていこうとそんな風に考えた、三が日の最終日でした。