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おざわやの代表のブログです

夢破れて残ったものは

2017.09.02

 

保育園の卒園文集にも「ばいくれーさーになりたい」って書いてあるくらいの夢でしたが、

6年間やってきても全く芽は出ないままで、家の事情もあって諦めることになりました。

残ったのは借金と全身の骨折跡だけという・・・。

 

 

 

1988年の鈴鹿サンデーロードレース予選でのヒトコマ

タイムアタックが終わったあと、たまたま並んだチームメイトとぼく(右)です

 

 

 

 

とりあえずは他にやりたいこともなし、石屋さんで給料上げてもらったほうが

残債を早く返せるからと思って、正社員として雇用してもらうことになりました。

まあ、意外と「職人さん」っていうのも好きだったし。

 

当時、アルバイトからお世話になっていたのは3代目が継いでいた

家族経営の老舗石材店さん。

 

既にその頃は現場作業では後輩を指導する立場にもなっており、

バブル絶頂期を迎えた石屋さんは飛び込みの接客が間に合わないほど忙しくて、

たまに営業の仕事も手伝うようになっていました。

 

そんな「にわか営業」ではありましたが、なぜだか当時から人当たりはよくて

職人目線の接客も良かったのか、営業成績はまあまあ。

次第に営業へと仕事がシフトしていきました。

 

そしてお客さんからのオーダーもあって、たまに設計図も引くようになり

その中でお墓の壊れやすいところや汚れやすいところなんかをデザインで

工夫してみたり、なんて事を始めたのもその頃でした。

 

 

またつづく