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おざわやの代表のブログです

志ら玉

2013.12.25

名古屋で料亭といえば「志ら玉」という方も多いでしょう。

私自身、店名は聞いたことありますが伺うのは初めてでした。

 

 

 

商家を移築してきたという建物は堂々のたたずまいで、遠くから見るとお寺の本堂かと思いました。

中に入るとまず目に入るのは時代劇でよく見るような場の風景。そしてかなり裕福な商家だったのか、廊下も階段も旅館のように広くて差物の細工も素晴らしい。

この日は集まったメンバー皆の人生の師匠を、その方が愛したこの場で偲ぶ食事会でした。まずは献杯から始まり、床の間の掛け軸や活けたお花を楽しんでいる内に出てきた料理はもちろんですが、器が本当に素敵で「選んでください」と言われて手にとったのは人間国宝作の杯。久しぶりに五感以上の喜びを感じつつ過ごせた楽しい夜でした。

 

 

こちらではとろろご飯で締めるのが通例だそうで、お酒を楽しんだあとのお腹がとても美味しく満たされました。

もちろん麦藁手の茶碗は素敵なのですが、中身は写真に撮る前に・・・お腹の中へ滑り込んでいきました(苦笑)