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おざわやの代表のブログです

【物語は視点を変えてみるとより一層深まります】

2021.04.02

物語を味わうときに誰の目線で描かれているかを考えるとストーリーが見えてくることがありますが、それは人生も同じかな?というブログ。



先日見た『シン・エヴァンゲリオン』は「新世紀エヴァンゲリオン」というテレビアニメが、新しい解釈で描かれ新劇場版として作られたシリーズの完結編。アニメといえど内容はとても難解ですが、どうやらそれまでのテレビ版やテレビ版を映画化したものよりもずっと見やすくなってるようです。実際に前の劇場版もムスコくんに薦められて見ましたが、まったく意味分からないし見てるのが辛い。だからと言ってそれ以上深掘りする気にもならないくらいでした。


でもこの2作品は同じ庵野監督が作った基本的には同じ作品のはずで、何がそんなに違うのかな?と考えてみたら、今回の作品では物語の視点が主人公の碇シンジくんが成長していく姿に集約されていたこと。そしてそれを促していく存在としての父親、碇ゲンドウとの大いなる親子ゲンカとして描かれていたことじゃないかと思いました。それと比べるとテレビ版の方は何だか精神的に病んでいる人の視点のようで、あっちこっちに話が飛んでしまって最後も支離滅裂。

今見てもあれが大人気だったというのがどうにも理解できませんでした。





この「Air/まごころを君に」なんて内容どころかどこまで題名かさえわからない笑


もしかすると皆さん、理解できないことを楽しんでたのかな?笑

でもこんな風に物語を理解しようとするとき、そのストーリーが誰の目線で描かれているかを考えるとより深く内容が理解できることがありますよね。




【視点を変えてみると見えてなかったものが分かる】

分かりやすいところで言えば「ドラえもん」なんて見事なくらいにのび太くん目線の話。

テレビシリーズではほとんどの回でのび太くんが困ったことに対して、仕方なくドラちゃんが四次元ポケットから未来の道具を出しましたよね。ジャイアンとかスネ夫とかだけじゃなくしずかちゃんでさえ、他の誰かが困ったからといって道具出すことはまず無いんじゃないでしょうか?そんなワガママさものび太くんらしさといえばそうなんだけど、とても単純明快だけどストーリーもやっぱり単調です。


でもそれに比べると映画版になるとがぜん他の登場人物たちもしっかりと個性を出してきて、それぞれが相手を思いやって協力し合うところに物語の深みが出て、そこからみんなの成長に繋がる爽やかなストーリーが生み出されますよね。



最新作は1985年の作品のリメイクだとか、観ないけど笑


しばらく前に話題となり、公開された劇場最新版が歴代興行収入のトップになった『鬼滅の刃』なんてコミックから既にそんな視点の多様さがウリ。登場人物たちはおろか敵役の鬼たちにさえストーリーが用意されていて、そんな相手を倒すたびに主役の竈門炭治郎はそんな鬼の人生の辛さにまでも共感して涙しますよね。



色々な視点で見ることまでレクチャーしながら進むところが巧いストーリー


最近の洋画でいえば差別問題が取り上げられることが多く、『マ・レイニーのブラックボトム』や『あの夜、マイアミで』ではアフリカ系アメリカ人たちの置かれてきた現実を描いています。これはその立場にいなければ見えてこない苦々しい現実を、映画という作品に興すことで世の人たちに訴えていているものですよね。





昨日観た『ザ・ファイブ・ブラッズ』は、黒人差別問題をこれまでも多くの作品を描き出しているスパイク・リー監督作品。

元々は白人兵の物語として持ち込まれた脚本だったそうですが、これまでベトナム戦争の白人兵の映画は数多く(ランボーや地獄の黙示録など)あっても3割も出兵していた黒人兵たちの戦いはほとんど描かれず。そして戦後には報われるはずがPTSDに悩んだり、さらには差別まで受けている事実を4人(5人)の元兵士たちの旅のストーリーに込めています。


この物語の中心となるノーマン隊長役のチャドウィック・ボーズマンは、これ以外にも『マ・レイニーのブラックボトム』でもアカデミー主演男優賞にノミネートされています。さらにこのあと公開される『21ブリッジ』でも製作と主役を演じていますが、彼は残念ながら昨年43歳の若さで大腸癌で亡くなっています。闘病を続けながら演じたこの3作品には、彼の魂が籠っているといっても過言ではないでしょう。

心よりご冥福をお祈りいたします。




【自分目線だけじゃなく相手の視点に立って考えることって大事】

こんな映画じゃなくても普段の生活で相手の視点に立つことができると、社会はより柔軟に優しくなるんじゃないでしょうか?例えばジェンダーフリーやLGBT、BLMなどたくさんの差別問題が聞こえてきますが、どれもが互いに相手の立場を尊重すればいいことですよね。特別扱いしろ!というのも違うと思うし。


でもそんな大きな視点に立って俯瞰することが難しい!と言うなら、せめて映画の中でだけでも「そんな考えもあるんだ」と相手の立場に立ってみると視界が広がるかも知れません。





この二作品はアメリカ先住民族と開拓者たちのやり取りの中で、思い込みや一方の考えだけで突き進むことの恐ろしさと愚かしさが描かれています。



女性コメディアンの体形を揶揄したことから問題になったり、性別の違いをことさらに強調したり。

これまでは緩やかで済んだことって相手に我慢を強いていただけかも知れません。過去は兎も角も、これからの社会は多様性を認め合える優しい社会になるように映画から学んでみませんか?





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