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おざわやの代表のブログです

【アラジンストーブの思い出】

2020.12.18

子どもの頃から身近にあって今でも真冬には欲しくなるのがアラジンストーブ。今年も芯を替えて稼働し始めたこの年代物ストーブについてブログに。



いつ頃からあったのかハッキリとは覚えていないけど、40年くらい前でしょうか?子どもの頃から気がつけば、冬になるとこのアラジンストーブで暖をとっていました。その形も独特だけど、上にやかんを載せてお湯を沸かせば加湿にもなるし、なんなら鍋を載せて料理だってできてしまいます。子どもの頃、正月前には田作りを炒ったりお餅を焼いたりしましたが、当然部屋中が焼いた匂いで充満してしまうのも風物詩。


ボクはずっと「アラジン」と呼んでいたけど、実は正式名称は「ブルーフレームヒーター」と言うそうです。



アラジン公式サイトより


このストーブの歴史はとても古くて、1930年代に灯油ランプの特許を持っていた米国アラジン社が、ヨーロッパで販売するために英国アラジン社を設立。当時の社長ジャック・インバーがこの燃焼効率の良さに目をつけて開発した開放式石油ストーブI.R.ヒーターが元になっていて、その後マイナーチェンジを繰り返しつつ現在にまで至っています。ってことは基本的な部分で言えばもう90年?


そしてこのI.R.ヒーターを1957年から輸入・販売していたのはなんとヤナセだったとか。調べてビックリです。





その後1973年のシリーズ37からは日本国内での製造を担ってきたフジカとアラジン、そしてヤナセの共同出資による日本アラジンが設立されます。どうやらウチにあるこのモデルは1978年から生産された芯下げ式耐震装置付きのJ 39シリーズのようですが、使われている替え芯は1967年のシリーズ16から変わらず使われている「16LP」。


ってことは替え芯でいえばボクと同い年?なんだか余計に愛着湧いちゃう笑



たぶんパッケージも当時から変わってないのかな?


使っていて思うのはまず着けていて灯油臭くならないこと。

外筒を倒して芯を約9mm繰り出したら火を数カ所に点火、あとは外筒を戻して火加減を調整すればOK。ファンヒーターや赤外線石油ストーブのように温まるまでの匂いは出ないし、すぐに暖かい空気が上から出てくるのがランプから由来する対流式の特徴です。


そして何よりもやっぱり、名前の元にもなっている完全燃焼の青い炎です。




見ているだけで心が安らぐ青い炎は焚き火や薪ストーブのよう



現在のモデルには火傷防止用に格子が付いて、排ガス浄化触媒までついているシリーズBF39になっていますが、基本的には同じ設計。そしてシリーズBF3912という外筒下部が二重耐熱ガラスになった新しい設計のモデルもあるようで心惹かれるー!ただしお値段は普及というよりもプロダクトとしての保存を重視しており、税抜き59,800円と石油ファンヒーターの倍以上!それでもこの風情にはそれ相応の価値があるんじゃないかとも思います。


そして現在でも修理してくれる販売店が全国にあり名古屋市内にも1店舗あるようですが、ストリートビューで見ると。



見よ!千成デンキのこの貫禄!


ウチのアラジンにも負けないくらいの貫禄ある店構え。これからも何とか頑張って欲しいものですー。





【もしお墓でこんな悩みがあればお気軽に当店へ ご相談ください】 

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