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おざわやの代表のブログです

【秋が深まり初冬に向かおうとしている季節に思うこと:11月第1週のまとめ】

2020.11.08

今年もあと2ヶ月になってそろそろ来年への展望今年の締めに思うことを徒然とブログに。



昨日から若手経営者の皆さんとの研修の為に、長野県は白馬村に来ています。こちらは既に紅葉も終わりかけて、白馬の山々には雪がかぶり始めています。今年は雪が多いかも?と言われていますが、例年なら海外のスキーヤーで満室が続くこちらのホテルも、今シーズンは厳しいかもしれませんね。



雨に煙る白馬のゲレンデは紅葉に彩られています


さて今週は久し振りに劇場での映画鑑賞から始まりました。以前から気になっていたジャズプレイヤーの大御所を捉えたドキュメンタリー映画『マイルス・デイヴィス クールの誕生』を日曜に見にいって来ました。この10月中頃から上映されていたのですが、それほどメジャーな映画ではない為に中心部の栄にあるセンチュリーシネマという小規模なスクリーンでの単館上映。しかも時間の枠もも少なくてこれまで行けずにいました。そしてもう間も無く上映が終わってしまうというタイミングと1日一回の上映ということもあり、既に座席数を通常通りに戻している小さなスクリーンは満席。久し振りに近い距離に他人を感じて何だかドキドキしてしまったのは、この10ヶ月間でソーシャルディスタンスに慣れてしまったからでしょうか?







それでもやっぱり劇場に行って良かった!と思うのは、やはり映画とはいえマイルスの半生を追いつつ当時の音源で彼のプレイを聴くなら、少しでも音響の良い環境で聴けたから。物語はマイルスの声を真似た俳優が語り掛けるようにコメントしながら、子供の頃出会ったトランペットで頭角を現していく様子やその後の成功、そして作品の芸術性や自己表現から精神的に追い込まれていく様子が描かれていました。彼をはじめとしてジャズジャイアントと呼ばれる他のプレイヤーと同じく彼もドラッグに走り、次第に周囲の人たちとの関係を壊していく。

「俺はJAZZに呪われている」という彼の残したセリフが胸に沁みます。



そして何と言ってもアメリカ大統領選に終始した今週。他国の事ながらもそこは超大国アメリカのこと、さすがに多くの国が関係するので注目されていますね。そんな民主的な選挙の筈が、日本では考えられないような市民団体や州ごとの制度の違いも手伝って、アメリカの国民を分断するような騒ぎになっています。そしてそれは何故か僕らの身の回りにまで及んでやれトランプがとか、やれマスコミがなんてニワカなジャーナリストだらけになりましたよね。







ヒトは過去から学ぶことで未来を切り拓いていくはずです。

過去の鉄を踏まないことでしか進めないと思うのだけど、どうもこのところの世界はそのようには行ってない気がします。ちょうどツイートで見掛けたネアンデルタール人と我々人祖先であるホモ・サピエンスの進化を掛けた攻防についての研究結果を見ました。ネアンデルタール人といえば、昔であればゴリラかイエティのような風貌を想像しましたが、現代のコンピューターによる復元図からいえばほぼ欧米人。そしてその暮らしぶりだって、同じ部族の民を敬って他の部族から守り、亡くなれば丁重に埋葬する。そこでは決して無闇に他を卑下したりやたらに富を集めたり、他人のものまで自分のモノだと主張するような事はありませんよね。果たしてボクらは進化して来たのだろうか?と思ってしまいます。



そしてそんなネアンデルタール人から受け継いだDNAが、今世界を騒がせている新型コロナウイルスに影響しているという研究発表がされました。







ネアンデルタールは絶滅したというより、ホモサピエンスの中にうまく取り込まれて残ったようにも感じます。自然は調和に向かう、という言葉通りですよね。ボクらは過去に学んでいるけど、もしかしたら過去によって選ばれているのかも?なんて思ってしまいました。



それにしても雨上がりの白馬の朝は美しい


そして会社に届く詐欺メールから思ったのは、もっと熱く仕事しようってこと。







手を変え品を替えて如何に騙すかに苦心する詐欺メール。

もっと良い方向に力を使えば良いのにって思うと同時に、ボクらだってそのくらい失敗しても構わず、手を変え品を替えてやってみれば良いじゃんってこと。そして昨日から来ている白馬には、そんな熱い想いの若手経営者の皆さんが集まっています。人を喜ばせるためならどこまでもやり通して、やってみてだめならそれも良いじゃん!って楽しもうとする姿には、大きく心を動かされます。







さあ今日もそんな皆さんと共に過ごす時間から、何かを戴こうと笑。そんな日曜からまた新しい一週間をスタート切りたいと思います。





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