blog詳細

おざわやの代表のブログです

ストレスの元の雑草対策のオススメNo.1はコレ!

2018.08.10

明日からお盆休みという方も多いのではないでしょうか。お墓のおざわやも店舗の営業は明日からお休みさせていただきます。

それぞれの地方やお宅でやり方は色々あるようですが、オザワ家では13日の夕方にお墓まいりに行って迎え火をたいてご先祖をお迎え、14日は和尚さまに棚経に来ていただいて16日にまたお墓でお見送りに行きます。

みなさま良いお盆になるといいですね!

 

とはいってもオザワ本人は、実は明日が一年で1番ハードなお盆施餓鬼サポート業務なんです。

朝7時から夜8時くらいまで途中に休みを入れながらも、ビッシリお仕事で毎年ヘロヘロになっちゃいますが、これまで携わってきた沢山のお客さまに会えるので楽しみでもあるんですよ。

 

 

 

 

お墓の雑草にどう立ち向かうのか?

 

 

というお話の続きを。

昨日ご紹介した①除草剤 ②防草シートに続いては、これなら何とかDIYで出来るかな?

防草土

これも「固まる土」とかホームセンターなどで売ってるの見ますよね。

そのままだとサラサラの土ですが適量の水に反応して固まるけれど水は浸透するという土です。

5年くらいは大丈夫だと思いますが、次第に凍害によって割れたり崩れたりして土に戻って行きます。

安い防草土だけでも1㎡当たり5千円くらい必要なので、シートよりコストは高め。

でも施工はそれほど難しくないのでDIYにはオススメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらも防草シートと同じように表面から5cmほど土をすきとって下地を作ったら、防草土を5cm厚で撒いてならして水を撒くだけですから、比較的に簡単に施工できます。施行のコツその1は、土を漉いた下地を平らに仕上てしっかりと踏み固めること。その2は防草土の表面をコテなどを使って滑らかに平らに仕上げることです。防草土は初めサラサラの砂のような状態なので簡単にならせますが、水をかけるとそのまま固まってしまうので後では修正できません。

それと水を撒く時は一気に撒かず、まずは表面が濡れる程度の水をじょうろなどで優しく撒いて2~30分程度放置。表面が固まったら今度はたっぷり水をかけてください。この時に水が足らないと中の方が固まらずに丈夫さに欠けるものになります。

 

これで2日ほどすれば中までしっかり固まって出来上がりです。

ただ防草土は水が浸透するように出来ている分、苔などが張り付きやすくて汚く見えることがあるので、2~3cm低めに仕上げて砂利を上に撒いたほうが、あとあと綺麗さが保てると思います。

 

ただ防草シートも防草土も、墓地の敷地がお隣としっかりパーテーションされていることがDIYの条件になります。勝手に施工しても敷地をはみ出したりしたら揉める元になりますし、墓地管理者から撤去を命じられることも。まずはお近くの石屋さんにご相談ください。

 

 

 

 

次の雑草対策はプロ使用というか、根本対策です。

ベタ基礎

そもそも土地自体から切り離すように全体を基礎コンクリートで覆ってしまうという方法なので、まずは更地に戻さなくてはなりません。もしくは外枠の中をコンクリートで固める手はありますが、お墓本体を解体しなければしっかりした対策はできません。

 

 

 

 

 

地下に施工したベタ基礎(左)と外枠の中に充填したコンクリート(右)

 

 

 

 

画像の基礎上の丸い穴は水が溜まらない様に開けられた排水口で、四角は納骨室用の開口部です。

基本的に雑草は土がなければ生えないので、ベタ基礎の上は砕石や玉砂利しか入れません。そうすると雑草が生えたとしても根が弱いため簡単に抜けるんです。

もちろん広く基礎を造る分、お墓自体の傾き強度が強くなりますし、コストが高いこと以外にデメリットというのは思いつきません。

いま当店で建てさせていただく新規のお墓は、9割以上がベタ基礎でご注文いただいてますし、リフォームの場合も必ずオススメさせていただいてます。

 

 

 

 

さあそんな雑草対策の中でも一番のオススメは!

 

 

 

草取り競争ー!

 

 

家族みんなで出かけてお孫さんたちと「1番草を取ってくれた人にごほうび!」なんていいながらワイワイ草取っちゃうのが一番のオススメです。なんといっても皆んなでやれば楽しいし、思い出に残ります。楽しい思い出でいっぱいのお墓なんてサイコーですよね!

もし自分がお墓に納まっていたとしても、ちっとも淋しくないと思いませんか?

 

もちろんいつもいつもは無理だとしたって、せめてお盆くらいは皆んなでワイワイとお墓まいりしたいですよねー。

 

 

 

 

さあ今週末、皆さんはどんな風にご先祖をお迎えするんでしょうか?

ご家族一緒に楽しいお盆をお過ごしくださいね!