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おざわやの代表のブログです

》お墓のあれこれミニ情報:お墓のアタマの形の違い

2022.07.27

お墓について知らなくても困らないけど、知ってるとちょっと知ったかぶりできるかもしれない、お墓のサオ石の形の違いについてのミニ情報。



皆さんにお墓についてのお話をすると、まずほとんどの人が地方によってお墓の形が違うという事を知らないように思います。皆んなそれぞれ自分の見慣れたお墓の形は全国共通だと思っているみたいですが、意外なくらい少しずつ基本的なディテールやデザインが違います。例えばボクの地元名古屋のお墓は「名古屋型墓石」と呼ばれる形だし、お隣の静岡県には静岡県の形があれば、岐阜県には岐阜県によくあるデザインがあります。面白いのは三重県で、桑名辺りまでは名古屋型がほとんどですが、そこから四日市市まで行くと大阪などの形に近い「関西型墓石」に変わります。方言でいえば桑名も四日市も関西弁なのに、お墓だけはその境界が変わるのには何かの歴史的な所以があるのかな?と不思議にも感じます。



ボクが管理しているFacebookのグループページ「お墓まいり大好き!」には日本全国から350人弱のお墓まいり好きなメンバーが集まっていただいてますが、そこにお墓参り報告として投稿されているだけでも多種多様。花立ての形や位置に線香の立て方まで様々ですが、そんな中で一番分かりやすい違いに「サオ石」の形があります。







最近増えている「洋型墓石」などと呼ばれる墓石ではデザインに決まりはなく自由なのでこういった比較はできませんが、その地方に昔からあるお墓には当然ながらその地方の色が出ます。例えば名古屋を中心とした愛知県内で主流な「名古屋型墓石」のサオ石の形は、上端の四角い角が左右方向にだけ丸めてあり、その形状から【二方丸】と呼ばれています。




そして関東に行くとこのサオ石の形が一変するのですが、上端の角をすべて丸く落としてある【四方丸】がオーソドックス。本当はその前に【陣笠頭】と呼ばれる真ん中が丸く盛り上がって四つ角が立っている形状もあったのですが、特に関東大震災後にほとんどその角が欠けてしまったのか、すべてを丸める形に変わってしまったようです。







そして北海道では割とこの関東型に近いお墓が多くて、サオ石の形も四方丸が多いように見受けます。これにはやはり北海道を開拓した時に、関東から多くの人が移住しているんじゃないか?なんて想像してしまったり。







お墓の形を比べるだけでも、その土地の歴史や文化を感じることができます。


こんな風に普段から自分の家のお墓をよく覚えておいて、旅行に出かけた先でお墓の形に注目してみるとその土地の歴史を知ることにも繋がるのではないでしょうか。ちなみに土地や歴史には関係なく、神道や天理教などのお墓はサオ石のてっぺんが四角錐(しかくすい)なのが特徴。今はちょうど写真がありませんが、同じ形のこちらでイメージしてください。




東山スカイタワー笑(画像は伊藤硝子さまより)




【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい

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現場に出て留守にすることもありますのでお訪ねの前にはまず1本お電話ください



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少し停めにくいですがバックで駐車したほうがお帰りの際は出庫しやすいと思います







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またはご予約いただければ駅までお迎えにあがりますので、遠慮なくご予約くださいね!


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