おざわやの代表のブログです
2021.04.07
先日不思議な感覚に驚くことがありました。
それは一昨日、月曜日のこと。朝まだ眠っていたのにふと妙な感覚がして「あれ?地震が来るのかな?」と身構えたけれど何もなし。時計を見ると6時15分くらいで、まだ早いやって寝直しました。するとしばらくして静岡県西部を震源とするマグニチュード4.3の地震があって、「本当に地震きたじゃん!」と驚いて時計を見ると6時20分過ぎ。名古屋の震度は1でした。
気のせいかな?とも思ったけれど冗談めかしてツイッターに投稿してみたら、同じく名古屋に住んでいる繋がりの方も同じような感覚で驚いてた、とのこと。そのとき感じたのが地鳴りとか気圧の変化とか、何だったのかは分かりませんがきっと何かの予兆があったんじゃないでしょうか?
これはたまたまかも知れませんが、ヒトの感覚って驚くほどに鋭い部分があるし、脳科学ってまだまだ判っていないことの方が多い分野だそうです。いまちょうど読み進めているのは(難しくてなかなか読み進まないとも言う笑)、そんな脳科学の最新研究を簡単にまとめた「脳を司る脳」という単行本。
我々の脳には脳細胞やニューロンなどだけではない、これまで見えていなかった部分が働いているんじゃないか?という内容のようで、まだ半分しか読めていませんがメッチャ面白いです。読み進めたらまたここで紹介するかも知れません。
でもそんな第六感のような不思議な感覚ではなくとも、ヒトの感覚って目に見えていないものまでも感じることがあります。
弊店でオススメするお墓造りでは、お参りする方の動線に敷く踏石を飛び石にせず、大きさもゆったり目に設定するのも特徴。それには歩幅の合わない飛び石で高齢の方がつまずかないように、と言う意味もあります。そのために基本的には踏み石を浮かさず、仕上がり高さを地盤と同じに設定します。
すると踏み石の厚みなんて埋まってしまって全く見えないので、薄めの30mm程度の石を貼り付ける石屋さんも少なくないと思います。この写真の2軒はそれでも薄めの厚み45mmの踏み石を惜しげもなく地盤の高さまで埋め込んでいます。そしてもしもコスト的に問題ないなら本当は60mmくらい埋めたいとさえ思っています。
「そんな見えない厚さなんて必要ないんじゃないの?」
そんな風に思われるのが普通かも知れませんが、ヒトの感覚って思うよりもずっと繊細に色々なものを感じ取っています。例えば石と土の踏み味の違いは誰にでもわかると思いますが、実はアスファルトと石の踏み味の違いだって意外にわかるものです。そしてもっといえば厚みが30mmの踏み石と60mmのものでは、意外なくらいにその踏み味の違いを感じとります。それはもちろん歩いただけで「う〜ん、コレ45mm!」とか数字を当てるようなものじゃないけど(笑)、それでもぶ厚い石の踏み応えは感じ取っていると思います。
それはもちろん階段の踏み板もしかり。
そこで感じる踏み応えや表面の仕上げの蹴り味はそのまま安心感につながります。ホテルやゴルフクラブの大浴場の床によく見られる「バーナー仕上げ」は、裸足で歩くには向いているし掃除もラク。でも次第に歩く部分が滑らかになっていくような経年変化は「ビシャン仕上げ」の方が格段に楽しめます。
そんな長年使ってみて初めて気づくような感覚をしっかり伝えるのも、ボクら石屋としての大切な仕事だと思って日々設計しています。
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい
・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易く建て替えたい
・お墓を少しキレイにこざっぱりしたい
・お墓に名前を追加して彫りたい
・お墓が壊れていて直したい
・墓地に草がたくさん生えて困っている
・お墓の汚れが落ちなくてスッキリしない
他にもとにかくお墓で困っているー!という方は、まずここからボクに連絡くださいね。
【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。