おざわやの代表のブログです
2020.12.21
昨日はお世話になっている寺院さまの年末の墓回向(はかえこう)の日でした。
墓回向というのは僧侶がお墓に向かってお経を読むことを言って、ご先祖の魂が安らかに土に還るようお経を読むことを言います。この浄土宗の寺院さまでは春彼岸・8月盆・秋彼岸とこの年末の4回に墓回向の日が決まっていて、晴れでも雨でも暑くても寒くても、それこそこのウイルス騒ぎでも変わらずお墓でお施主さまたちをお待ちしています。そこでは主にテントや僧侶の休憩所の設営と、お墓参りに来られた方たちに火をつけた線香をお渡しすることがボクの役目。お花屋さんもコチラ専用にお花を特価で売りに来てくれていて、結構ボクのことをお花屋さんと勘違いされている人もいるみたい笑。
年末はいつもよりゆっくりなスタートで9時からですが、準備もあるので7時半前には現地入りしてテント張ったり火の準備をしています。もうこちらには17年くらいお手伝いに来させていただいていて、檀家さん達にもすっかり顔馴染みなのでお子さんが結婚されたとかお孫さんが生まれたとか。そんな嬉しい報告を聞かせて貰うこともあります。そしてもちろんお仕事ではそんな人たちのお戒名をお墓に彫らせていただくこともあり、そんな時はこの墓回向会で会った時の笑顔や声を思い出すこともあります。
もちろんそんな寂しいことばかりじゃなく、元気な子供達の笑顔やそれを見つつお参りするおじいちゃん、おばあちゃんも笑顔。そんな空気だけが漂うこの年末の墓回向の日は、忙しくて大変だけど大好きだし、何より癒される1日です。
そんな年末の墓回向の日に、来てくださった顔馴染みの皆さんと交わす挨拶はやはり「良いお年を」です。
そして「良いお年を」と挨拶するときには皆必ず笑顔になります。それはこの大変だった一年を互いに労う気持ちもあるし、来たる新年が皆んなにとって良い年になるようにと祈る気持ちもあります。そんな挨拶は自分のためにという我利の言葉では出てこない筈で、すべては利他の気持ちに他ならないって思います。そしてお墓の前でこの挨拶をするとき、今こうして挨拶している事といつかは離れなければならないという一期一会の縁を感じずにはいられません。
もしもその中の誰かが来年あの世に召されて、そのお戒名を彫ったとしたら「そういえば去年の年末に笑顔で挨拶したよなあ」なんて思い浮かべると、仏様も笑っていただけると思うし自分だってそうありたいと思う。そんな想いも込めて「良いお年を」という挨拶をさせてもらうからこそ、皆んな優しい笑顔になるんじゃないかなあって思います。
お墓は先祖供養するだけの場じゃなく、いつかは皆んなそこに入るんだという覚悟を自分で確認する場でもあるんじゃないでしょうか。そんな覚悟の座った人間は強いですよ〜。きっとどんな環境になったって笑顔になれると思います。
そんな想いも込めつつ笑顔で「良いお年を」と挨拶してみてください。
でも必ず笑顔でね。
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい
・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易く建て替えたい
・お墓を少しキレイにこざっぱりしたい
・お墓に名前を追加して彫りたい
・お墓が壊れていて直したい
・墓地に草がたくさん生えて困っている
・お墓の汚れが落ちなくてスッキリしない
他にもとにかくお墓で困っているー!という方は、まずここからボクに連絡くださいね。
【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。