》直感は育てるものです

「直感的に動く」というのはこれからの時代には大切なことになるような気がしますが、そんな直感ってもともと持っているモノじゃ無く自分で育てることができると思います、というブログ。

直感が冴えている人って居ますよね。

何だかムシの知らせで危険を避けたり、はたまたチャンスをどんどんモノにしていったりするのは自分の「直感」を信じて素早く行動していくからだと思いますが、そんな感覚って生まれ持ったものだとか「私は持ってないから…」なんて思ってしまいがちです。

でもきっと直感なんていうのは誰でも何となく受け取っているものをどう意識に繋げるかで、それを感じるかどうかの問題だと思います。それはなんとなく違和感を感じるとか、逆になんだか気持ちいいなあとか。まずは自分の中で感じ取っている何かの知らせに意識を向けるかどうか？なんじゃないかと思うんです。

ボクは小学生の時にクラスで一番の忘れ物大王でした笑

忘れ物しないようにメモしたりと工夫をしても、それさえ忘れてしまうから宿題なんていつも忘れてました。でもふと気づいたのは学校に向かう時に「なんだか気持ち悪いなあ」と思った時に限って忘れ物をしていて、そんな感覚を忘れ物と繋げて考えられるようになってから忘れ物に気づけるようになりました。とは言っても「忘れたことを思い出す」だけで手遅れなんですけどね笑笑

でもそんなことを何度も繰り返すうちにだんだん記憶を繋げることで、「あ、忘れた！」とすぐに思い出せるようになっていきました。そこで思ったのは、きっと人間の記憶力って頭で考えているよりもずっと凄くて、それを顕在意識と繋げることが難しいだけなんじゃないでしょうか？そのために何でも心に引っかかった時にそれを覚えておくと、意外なほど現実に起こることに繋がっていたりして、そんなことを記憶の中から呼び起こすことで予測できたりもしている。そんなのも直感とか第六感なんて呼ばれるものだったりすると思うんです。

胸がモヤモヤするとか心が落ち着かないとかの感覚に意識を向けて、それを記憶と感覚をつなげてみるとそれが索引のように意識と繋がったりする。そんな感覚って自分で意識するほどに育てられるように思います。

そしてそれは自分の記憶だけじゃなく、歴史的な出来事を本や映画で学んでいても同じこと。脳科学ではよく言われることですが、脳は主観と客観を区別できないので他人の体験だって自分のことのように捉えてしまいます。そうして考えると歴史だけじゃなく芸術や音楽だって、自分には描くことも表現することはできなくても「そういうもんなんだ〜」くらいに思っているだけでも、意識は自分ごとに置き換えてくれる。そんなことからも、リベラルアーツを鑑賞して感じとることって大事なのかもしれませんね。

たとえ知識としてはまったく分からなくても、なんとなく眺めるだけでも何かの感覚に繋がるかもしれない。きっと直感ってそんな繰り返しによって生まれたり育ったりするもんなんじゃないかって思います。そのためにはやっぱり「ともかく楽しんでみよう！」なのかも知れませんね。

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お墓のおざわや　　

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