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おざわやの代表のブログです

【思考と思想の違いについて考えてみる】

2021.07.24

先日のエクスマレプリカンズコースで藤村先生にオススメされた本を読みつつ、エクスマ思想を叩き込むには大切なことに思えた言葉の違いについて。



日本語ってとても情緒が豊かだと言われます。

でもその分、同じ様な言い回しなのにそこから表現されることは三者三様。そこがまた面白いところではあるけれど、外国の方が日本語を学ぶときに一番困る部分ではないでしょうか?


そんな言葉の中で近頃心に止まったのは「思考と思想」。

似ているようで中身は大きく違うように感じて、具体的にはどう違うのかな?と最近考えていました。まずは漢字でいえば「思考」は思い考えることで「思想」は思い想う?こと。そこから受けるのは「思考」からは論理的でテクニック的な硬いイメージ。それに対して「思想」は文化的でイマジネーションが膨らみそうな感じ。そして「思考する」とは言っても「思想する」とは言わないところをみると、思考には自ら動こうとする意思が必要そう。対して思想には意思は関係なく、何処かから自ずと湧いてくるもののように感じます。





例えば今読んでいるこの本。

エクスマでの学びで藤村先生がオススメしてましたが、美術というとても文化的でイマジネーション広がる世界を「経済」というとてもロジカルで現実的なモノから読み解いていて、まだ読み始めたばかりですがメッチャ面白くて惹き込まれます。そんな二つはまったく関係ないように見えても、ヒトが関わっている以上分けることはできません。勿論絵描きは金儲けしたくて描いてた訳じゃないし、そんな気持ちで描いたって人の心を揺さぶる名画など描けるわけがない。でも実際に絵描きだって家族も居れば、生活だってしていかなければなりません。


フェルメールの名画「牛乳を注ぐ女」は、彼の家族が1年間食べるパン代として描かれてパン屋の壁に飾られた、現代でいうなら企業CMやイメージキャラクターを使った看板の走り?





そしてこの本には書かれていませんが、もう一つの名画「真珠の耳飾りの少女」は余りの困窮ぶりに叩き売られた中の一枚で、当時のお金で2ギルダー(現代でいう5千円〜1万円)で売られたものと言います。





それらが後々「フェルメールブルー」と呼ばれる印象的な色で装丁し直されて、現代では150億円は下らないと言われているって不思議ですよね。当時の絵描きたちは宗教画が食いぶちで、「サロン」での評価が高ければそこから肖像画の注文に繋がるというものでした。ところがプロテスタント派により偶像崇拝が禁止されてカメラの発明により写実的な絵画の意義が失われた時、それまで馬鹿にされていた風景画や庶民の暮らしに焦点を当てた「印象派」に注目されていく。そんな中でもゴッホの作品は生きている間には一枚しか売れず、現代になってみれば彼の代表作とも言える「ひまわり」が50億円以上で買われています。



「経済=思考」が「文化=思想」を生み出し、さらに膨らんでいく。

そう考えると「思考」があっての中身に「思想」が生まれてくるようにも思えます。そして「思想」は根源的なものとして、やがて普遍性を持っていくんじゃないかって思えます。そんな「思想」としてのマーケティングを広めようとする「エクスペリエンス・マーケティング」。ますますもって奥が深いですね〜。





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