おざわやの代表のブログです
【妙に暖かでゴルフや講演会にも心地良かった：11月第3週のまとめ】
2020.11.22
妙に暖かな1週間だったけど全国ではまた感染者は増え続けてるってニュースばかりで聞き飽きるほど。それはともかくゴルフや講演会が心地良かった1週間のまとめ
日本時間の月曜日の朝に決着がついた、アメリカはジョージア州のオーガスタナショナルゴルフクラブで行われていたマスターズトーナメント。3日目からずっとトップを守り続けたダスティン・ジョンソン選手（通称DJ）がトーナメントレコードの−２０で優勝しました。誰より遠くまで飛ばしていた上に誰よりフェアウェイを捉え続けたドライバーと、ラインをなぞるように美しくカップへ転がるパットがそのスコアを叩き出しました。
優勝インタビューでは憧れだったグリーンジャケットを着て、こみ上げてくる想いに言葉が出てこず目を拭う様子が胸を打ちました。何度も世界ランクナンバーワンになっているDJでさえ、それでも涙するというところにメジャーの重みと嬉しさが現れていましたね。
そして世界クラスのスポーツ選手たちを見ていると思うのは、その人間性の素晴らしさ。今回優勝したDJ選手は試合中にもよく子供たちにボールを手渡したり、笑顔でサインしたりしている姿を見掛けます。
彼はこんな時の表情がとても優しくて自然。もしかしたらこんな選手だからこそ、ゴルフの神様がその才を与えてくれたんじゃ無いかって思っちゃうくらい。プロスポーツ選手たるものこうあって欲しいですね。
そしてごくフツーで人間の出来ていないボクは、木曜日に行われたお客さま主催のゴルフコンペで思うようなプレイが出来ずガックリ。ドライバーはリズム悪くてアプローチが寄らず、そしてパターも入らずっていいとこ無し。だんだん芝が枯れて薄くなってきたのでアプローチが難しくなる時期ですが、なんとか対応していきたいなあ。
それにしても11月なのに半袖で汗をかいてしまうような陽気で、短パン履いていけばよかったと思うくらい。たぶん半袖で汗かくなんて今年最後だし、気持ち良い1日でした。
そして水曜には尾張旭市にある臨済宗のお寺で行われた「禅を聴く会」へ。
同じく臨済宗の僧侶ながら芥川賞作家の玄侑宗久（げんゆうそうきゅう）さんから伺ったのは「七福神からみる日本的思想」について。
日本人は古来から、海外から渡ってきた文化を旧来からのものに上手に取り込んできた民族です。仏教そのものだって、日本古来の宗教である神道と上手く同居するように取り込まれました。七福神はほとんどがインドや中国の神様や僧侶など。元々仏教の守神として中国から伝わった神様に日本のエビスさまと、縁起が良い数字に合わせるために足された３人で７人にされました。そしてそんな語呂合わせみたいな始まりなのに、室町の町人たちはシッカリ乗せられちゃって（笑）持てはやされたとか。それどころか京都では七福神コスの強盗まで多発したなんて、ちょっと悪ノリし過ぎですよね。もちろん現代だって正月には七福神を飾るとか、特に商売をやっている方には熊手などで七福神の飾りを見かけますよね。
こんな風に多様性を地でいくような民族って、世界にもあまりないんじゃないでしょうか？
世界は今、分断や対立に包まれています。こんな時代にこそ相手のことを思いやって認めて、自分ごとに取り込んでいく。そんな「日本的思想」が大事になっていくんじゃないでしょうか。
そして相変わらず家では動画配信サービスばかり見ているんですが、映画はもちろんながら海外ドラマもよく見ています。最近見ているのは「スタートレックディスカバリー」と「コブラ会」。コブラ会の方は昔の『ベストキッド』の主役ラルフ・マッチオと敵役のウィリアム・ザブカが実年齢でのその後を描いたストーリー。まだ未始めたばかりですが互いの遺恨や子供たちが絡んで、かなり面白いです。そして少し前に見終わったドラマ「クイーンズギャンビット」と映画『これからの人生』から思った、これからのコンテンツビジネスの向かう未来をブログに。
ネットフリックスが素晴らしい映画やドラマをどんどん惜しみなく配信していることで、これまで思っていた映画とドラマの垣根が消えつつあるように思います。2時間半では描ききれない内容ならドラマの方が良いとか、逆に映画の枠でどこまで描き切るかが監督の力量ともいえるんじゃないかって。そんなことを考えていると、この先のコンテンツビジネスは今まで通りじゃなく新たな流れになるんじゃないかと思いました。
いよいよ11月も終盤に差し掛かりました。あっという間に来る師走、そしてその先の新年に向けた準備もそろそろ進めていかなければなりませんね。
これからの４０日余りを軽やかに駆け抜けて、新しい年を迎えましょうね！
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