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おざわやの代表のブログです

【ノーラン祭りからの鑑賞で思った映画『TENET(テネット)』のミカタとポイント】

2020.09.23

ここ1週間はこの日のためにあったと言っても過言じゃない、待ちに待ったクリストファーノーラン監督の最新作『TENET』を初回鑑賞して思ったことをブログに。



 今年は期待の新作が何本もあったはずなのに、劇場での感染予防のために入場人数が限られて、『007 ~NO TIME TO DIE』を始めとして新作の公開がどんどん遅れ、劇場では旧作の再上映ばかり。この間にTOHOシネマズの会員登録も期限が切れてしまいました笑。そんな中で遂に公開されたのは時間や時空をテーマにした作品が多く、まずは観客を混乱のルツボに突き落とすようなストーリーが得意なクリストファー・ノーラン監督の新作『TENET』。

 まずは予告を。







 ノーラン監督は秘密主義でも有名ながら、すでに公開前から超難解という噂が流れていました。でも噂が本当であろうがなかろうが、きっとまたアタマを掻き回されるような混乱が待っていると、これまでのノーラン作品を見て来た人なら必ず思うはず。きっと想像以上なストーリーが待っていると思って、その前のアタマの体操のつもりで『インセプション』と『インターステラー』を復習鑑賞して迎えた初回鑑賞でした。


まずはそんな復習鑑賞した感想のブログはコチラ。





 きっと普通の人はきっと新作映画を観るために予習なんてしないかもしれませんね?でもボクがこんな程度ではありますが映画好きになった理由の1つに、先に映画の下情報を頭に入れておくという予習の大切さがあります。まったくストーリーも何も知らずに観て楽しめるのはアニメやアクションなど【娯楽大作】みたいな作品だけで、こういった難しいストーリーやサスペンスなどでは予習が必須。これをやるかやらないかで間違いなく映画の楽しみが2倍3倍に拡がります。逆に言えばそんな考えナシに見られる娯楽作もタマには良いかな?なんて思うけど、絶対そっちには戻れないなーとも思うワケで。笑


 でも予習が大切とは言ってもイキナリネタバレの解説なんて見ちゃったら勿体ない!それぐらいなら何んにも考えずに見た方がまだ良いくらいです。そんな予習に一番のオススメは、その映画のオフィシャルサイトを隅から隅まで見ること。オフィシャルサイトって絶対に映画を観たくなる、そしてその作品を楽しむための必要最低限の情報が網羅されているはずですからね。



 こちらがそんなテネットのオフィシャルサイト。オフィシャルサイトが既にカッコ良いし!

https://wwws.warnerbros.co.jp/tenetmovie/index.html



 そしてウィキペディアも下情報を得るには監督や役者さんの来歴も調べ易くて丁度良いです。




【軽〜くあらすじ】



ウクライナ、キエフのオペラハウスのコンサートでテロ事件が発生。投入された特殊部隊に紛れて、「プルトニウム241」を奪取したスパイとともに救出しようとするCIAの工作員。ところが謎の男たちにその物質を奪われた上に、ロシア人たちに拉致されてしまいます。そこで自決用の毒薬を飲んだはずが飲まされたのは睡眠薬で、眼が覚めた時に現れたのは謎の組織のエージェント。テストに合格したのはたった1人だけと告げられます。その謎の組織が立ち向かうのは【未来の世界の人々】で、立ち向かうための武器は未来から送られて来た時間を逆行する回転ドア。過去を無きものにしようとする未来との戦争が今始まる。




 でも見終わってから言うのもなんだけど、ボクは最後まで主人公に名前が無いことには気づけませんでした笑。




【これまでの作品との共通点と違う点、そしてキーになるのはやっぱり時間の使い方】

 まず共通するのはノーラン作品ではいつもの、メインテーマが時間だという点。2000年の『メメント』では怪我により10分間しか記憶出来ない男が、謎を解いていくのを映像体験させるために10分進んでは前に戻ってまた10分進む、という難解なストーリー。観ている方まで記憶障害に悩まされてるようでした。今作品とは時間という点ではかなり近いイメージで、もしかして20年前にすでにこのアイデアを思いついていたのでは?と思わせるほど。


 そして2014年公開の『インターステラー』では未来の地球が抱える環境問題を描き、宇宙や時空を超えて5次元から届くメッセージで人類を救うというストーリー。今作品も未来の人々が環境問題に直面している点では共通。しかしながら『インターステラー』では5次元の存在が過去の人類にメッセージを送って救おうとするのに対し、今作では未来の地球人が過去の人々にその責任を取らせようとするという違いがあります。


 そしてこのストーリーを難解にしてるのはやっぱり時間。未来では時間を逆行する技術が完成しているというのがひとまずのミソですが、それはターミネーターのようにタイムスリップするとかではなく、言葉通り【時間を逆に進むことができる】だけ。未来人たちが造ったその回転ドアを通ると時間は逆行し、順行している人間は炎を冷たく感じ、その世界の中では息をすることすら出来ません。しかも順逆の同じ存在が直接触れ合えば、どちらも消滅してしまうという設定。


 そしてストーリーの中核となるのが未来人が開発したもう一つの装置【アルゴリズム】。それは時間を遡るだけじゃなく、時間の進み方そのものを反対にしてしまいます。と言うことは逆行が順行になってしまうワケで、順行している我々にとってはイキナリ逆行世界になって呼吸すら出来なくなってしまう(既にこの辺りで話について行けなくなったりもする笑)。それによって未来人たちは環境が悪化する未来から反対に豊かな過去で暮らして行こうってことなんだけど、そもそも自分たちの祖先たちが死んでしまったら(作中で言う祖父殺し)どうなの?ってのも問題。発明した科学者は余りの危険さに装置を分解して隠し、自ら命を絶ってしまったというシロモノ。でもそんな事言ってられないからと見切りで決行される計画を止めようと主人公たちとそんな未来人にソソノカされて片棒を担ぐ悪役セイター、そしてセイターの妻ながらも彼を恨んでいるキャットの3者が、行ったり来たりする時間のなかでやり合うその結末がストーリーにも繋がっていきます。なんて書いてるけど、実際映画観てる中ではそんな事まで思い至らず、アワアワしてるばかりで終わってしまいますけどね笑。


 もう一つ言ってしまえば大きな共通点が『インターステラー』にはありますが、ネタバレちゃうかな?まいっか笑。読みたくなければこの先はスルーで!

 この2つのストーリーはどちらも物語の起点と終着点が同じところにあるっていうのも共通で、これはノーラン監督の好みとか拘りなのかもしれないなって。そして映画のタイトルとポスターが大きなヒントかも。





 いやー、書き出すと止まらずに思いっ切りネタバレしそう!笑笑

でも見終わった今、更にストーリーを深く調べていくとナルホド!な点と???な点がまた出てきて、次に見るのがまた楽しみです。今回は内容をしっかり見たかったので普通上映でしたが、次回はIMAXとか4DXとかで映像世界にどっぷり浸かるのも良いかななんて思ってます。





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