blog詳細

おざわやの代表のブログです

【心動く仕事をしていきたいなあと思った:映画『ハーツ・ビート・ラウド〜たびだちのうた』鑑賞記】

2020.08.07

元ミュージシャンの父とその娘がそれぞれの問題を置いといて、「本当に好きなこと」に没頭したとき生まれたメロディーが起こすミラクル。音楽と映画のチカラが勇気をくれるストーリーです。



 親子の関係って色々だし、互いのことを思い遣るから余計にややこしくなったりもしますよね。でも様々な問題をちょっと置いといて共通の好きなこと、「音楽」に没頭したときに生まれた奇跡のようなメロディーが全てのことを輝かせ始めた、そんな2018年の素敵なストーリー。




【あらすじ】



元ミュージシャンのフランク・フィッシャーは妻を自転車での事故で亡くしてから、男手一つで娘のサムを育てています。フランクはミュージシャンとしては全く売れず、NYのブルックリンでオススメのレコードを並べて生計を立てていた店もここのところは赤字続き。一人暮らししているフランクの母親マリアンヌは元気だけど痴呆が進んで問題を起こすこともしばしばで、サムが医者を目指してLAの大学に進むのに合わせて、17年頑張ってきたレコード店を畳むことにします。


ある晩、勉強中のサムを唆かして一緒に音楽を演奏していると、自分で作ったという曲をサムが聴かせたことから一気に曲作りしてレコーディング。そのまま無断でSpotifyにアップロードしたことから予想以上の反響があり、フランクは夢が叶うのでは?と有頂天になります。そのうち大手音楽事務所からのオファーもあってバンドを続けたいフランクと医者になりたいサムは言い合いになり、サムは店を飛び出してしまいます。







【ここから若干ネタバレな感想を】

 フランクは売れないミュージシャンでしたが結婚して子供が生まれ、夢を追うことを諦めてレコード店レッドフックレコードを開きます。それから17年間続けてきたお店を畳むことにします。きっとこの店はフランクがレコメンドするレコードが人気のお店だったんじゃないかな?CDじゃなくレコード、というところがフランクの音楽の趣味を想像させます。でもある日、愛妻が自転車で事故にあって亡くなったことから、フランクは鬱ぎ込むようになってお客さんも減ったんじゃないかと思います。やっぱり商売は人柄。鬱ぎ込むフランクには人は近づかなくなりますよね。そんなところに娘が医者になるため遠くの大学へ行くことになり、遂にレコード店を畳むことを決めます。そんなときにたまたまサムと作った曲が反響を呼んだことから、物語は急展開していきます。


 サムは父親の影響か音楽が大好きだし自分でも曲を作っているほど。でも母親の死によってその生活は一変し、医者を目指してNYを離れることにします。きっと医者になろうとしたのは母親の事故を受けてのことだと思うし、ミュージシャンを目指さないのは売れなかった父親を見てきたからじゃないでしょうか。そんな影響を受けてきたサムは、周囲との距離を取っていたんじゃないかな?そんな中で高校の唯一の仲良しのローズと心の痛みを分かち合ったことから、同性ながら恋人として付き合うようになります。それまで母親の事故がトラウマになっていた自転車も、ローズと一緒に練習して乗れるようになった辺り、この心の触れ合いがサムの凍り付いていた心を溶かしたようにも思えます。でもローズは地元に残って離れ離れになるため、そんな寂しい想いも「One Million Miles」という曲にしたためるサム。そしてサムを演じたカーシー・クレモンズの歌声も見事です!


 フランクのこれまでの様子を見てきたレコード店の大家レスリーは、フランクにカフェを併設する改装資金を出すから、レコード店を続けないかと持ちかけます。一緒に食事に行ったりするようになっていた二人ですが、どうしても一線が越えられないフランクはその話を断って、そのまま閉店することに決めます。まだまだ妻の死を受け入れられないフランクでしたが、サムとのバンド活動は忘れかけていた熱い想いを呼び起こします。サムの気持ちを尊重してデビューこそしませんでしたが、閉店の日にサムとのバンドでライブをします。きっとこのライブが二人の新たな道へのスタートなのでしょう。




 アマチュア音楽を主題にした物語はこれまでも「シングストリート」「はじまりのうた」など観てきましたが、やっぱり音楽にはヒトの心を動かす何かがありますよね。「Yesterday」や「チョコレートドーナッツ」もそんなところを感じる作品です。この作品の監督のブレット・ヘイリーはこの物語をミュージカルとして作りたかったそうですが、踊りこそしないもののストーリーを深めてメッセージを伝える楽曲の数々は、ミュージカルのように全編を彩って深く心に残ります。


 この心を動かす音楽とメッセージを伝えるストーリーは、これから何かに挑戦しようとしている人やそんな挑戦に躊躇している人にぜひ見てもらいたい作品です。





【もしお墓でこんな悩みがあればお気軽に当店へ ご相談ください】 

・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい

・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易く建て替えたい

・お墓を少しキレイにこざっぱりしたい

・お墓に名前を追加して彫りたい

・お墓が壊れていて直したい

・墓地に草がたくさん生えて困っている

・お墓の汚れが落ちなくてスッキリしない

 他にもとにかくお墓で困っているー!という方は、まずここからボクに連絡くださいね。



【店舗情報】

お墓のおざわや  

店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101

電話番号 : 052-734-8102 

営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)   

営業時間:朝9時から夕方5時まで





【 弊店への車でのアクセスはこちら】

店舗の前に2台分の駐車スペースがあります

少し止めずらいですがお使いくださいね







【 電車やバスでお墓のおざわやにお出での時は】

地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。

とにかくまず始めにお電話でご予約くださいねー!