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おざわやの代表のブログです

【表裏一体とも言える心の優しさと卑しさを描いた:ディズニー映画『ライオンキング(2019年版)』鑑賞記】

2020.04.08

誰でも知っている定番ストーリーをしっかり味わってみたら学びが深かった、というブログです



 毎日のように流れる情報番組は確認しておくのも大事だけど、ずっと見ていると暗くなって仕舞いがちですよね。だからご飯食べるときぐらいは家族で気を抜いて楽しく見られる映画が良いよね、ってことで見た2019年公開の『ライオンキング』。1994年に作られたアニメ映画を最新のCGでリメイクしたもので、要するに全く新しさはない定番ストーリー。その昔、ボクが生まれた頃にテレビで放映されていた、手塚治虫さんが原作を書いたアニメ「ジャングル大帝」からディズニーがパクったんじゃないか?なんて騒動もあったけど、それはまあ置いといて笑。



 ディズニー王道の物語にして、映画・ミュージカルなどに引っ張りダコな『ライオンキング』。ご存知の通り、王ムファサの子として生まれた子「シンバ」が策略によって引き裂かれた父親の敵を打って、文字通り百獣の王となる物語です。今回はディズニーが「超実写版」と呼ぶだけあって、最新のフルCGによって動物たちやアフリカの大自然を再現して、いやホンモノじゃないから表現といった方がいいのかな?見れば見るほど実物以上にホンモノっぽい動物たちが画面上を躍動します。冒頭の景色なんてテレビの画面で見ても、実写かCGなのか判断付かなかったくらいで、動物の毛一本の柔らかさすら表現されているほどで映画館のスクリーンなら本物っぽく見えたんじゃないかな。余りにリアルなんで、途中子ライオンのシンバがミーアキャットのティモンとイボイノシシのプンバァたちと昆虫を食べるシーンなんて、昆虫嫌いの人には見ちゃいられないかも?と思ってしまいました笑

 でも改めて見るとそんな映像だけじゃなく様々な要素が入っていて、よく考えられたストーリーだったんだなあと感心してしまいます。




【ライオンキングのあらすじと感想】

 プライド・ランドの偉大な王であるムファサとサラビの間に生まれたシンバは、何不自由なく育って怖いもの知らず。いつか自分も王になれば家来たちを自由に使い、気ままに暮らせると思っています。そしてその父親ムファサは思慮深く、他の動物への思いやりもある絶対的な王。全ての動物は「生命の輪」で繋がっているから、ライオンがいくら力が強くても使い方を間違ってはいけないと伝えますが、怖さを知らないシンバには理解できません。


 対するスカー(本当の名前はタカで眼の傷の一件で自ら改名したらしい)は、ムファサの実の弟ながら王になれなかった運命を恨み、シンバの浅はかさに付けこんでムファサを殺して王になります。しかもムファサが死んだのは自分のせいだとシンバに思い込ませ、手下のハイエナたちにシンバを殺させます。



 この全体の展開は戯曲「ハムレット」をモチーフにしたのではないかとも言われていますが、大きな力を持つものは心の使い方によっては、ムファサにもスカーにもなり得ることを示唆しています。実際ハイエナに殺されそうになったシンバは偶然逃げおおせたものの、父親が自分のために死んだ事を母親に知られたくないためにプライド・ランドには戻れません。つまりこの時点ではプライドを棄てて、どちらも選ばず逃げる事を選んでいます。。


 スカーはムファサが死んでシンバが行方不明な以上、正当な後継者である自分が王であると宣言。シンバの母親サラビに自分の妃になれと迫りますが、サラビには相手にされず王の威信を手に入れることもできません。次第に業を煮やしたスカーは手下のハイエナたちをプライド・ランドに呼び寄せて力によって支配したため、豊かだったプライド・ランドは荒れ果てていきます。

 そんな基本的に構ってちゃんで承認欲求の塊なスカーだって、もしシンバのように一人っ子だったなら運命は違っていただろうし、力強く頼りになる兄と自分を比べなければ良かった。弱い自分を認めることが出来なかった点でいえば、逃げたシンバと大差ないはずです。そんな二人の一番の差は、頼りになる仲間が居るかどうか。間違った道に進んだ時に正してくれる仲間が居たかどうかではないでしょうか。



 助けを求めに来た幼馴染のナラや、お目付け役マントヒヒのラフィキの導きでプライド・ランドに戻ったシンバはスカーと対決。負けを認めたスカーに再び欺かれそうになるけれど、間一髪でかわしてスカーは谷底へ。最後まで他人を承認できなかったスカーは、手下のはずのハイエナに食い殺されてしまいます。

 結局自分の心の闇に捉われてしまったスカーと、そんな闇から仲間たちに救ってもらったシンバにそれほどの大差はなくて、それは心の持ちようと「優しくされた体験」があったかどうかの差じゃないかと。







オザワ的には、いつも投稿しているFilmarks採点で3.4でした。





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