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おざわやの代表のブログです

【コーヒーが好きだから余計に考え込んでしまう:映画『おいしいコーヒーの真実」鑑賞記】

2020.03.22

毎日2杯は飲んでいるコーヒー。

そのコーヒー豆を育てる農家の現状を捉えた映画を観て困ってしまう、そんなブログです。



 最近コーヒーが好きな人が増えているんじゃ無いでしょうか?というのも、昔のコーヒーってただただ苦くて、ミルクや砂糖が無ければ飲めなかった。もちろん今でもブラックは苦手、という人もいるとは思いますが、それにしてもコーヒーの1つの楽しみ方だし、エスプレッソならたっぷり入れるのが当たり前。どんな飲み方をするにしても、昔よりも美味しいコーヒーを楽しみやすい環境が整っていると思います。


 その一つに挙げられるのはまず、コンビニで売っているドリップコーヒーだと思います。レギュラーサイズなら100円、ラージサイズでも140円ほどでいれたての本格的なコーヒーが手軽に飲めて、しかも缶コーヒーなどと較べれば充分美味しいと思えるレベルです。最近ではもっと楽しめるようにと、モカブレンドやキリマンジャロコーヒーなど高規格の商品が、やはり120円ほどで楽しめるようになって、すっかり缶コーヒーを飲まなくなりました。


 そして更に低価格でコーヒーをサービスしてくれるコーヒースタンドもあちこちに出来て、更に味と接客などの雰囲気にも拘ったスターバックスチェーンも相変わらずの人気です。ボク自身「なんで100円でここまでの香りと味が提供できるんだろう?」と不思議に思いながらコンビニコーヒーを飲んでいて、最近ではもっとコーヒーを味わいたいと、できればスタバを探してコーヒーを飲んでいます。やっぱりコンビニコーヒーは熱いうちじゃ無いと美味しくは感じられず、スタバなら冷めても冷たくなってもほどほどに飲める味。一度スタバでももう一ランク上の「スターバックスロースタリー」を飲んでみましたが、やはりもう一段上の美味しさを楽しませてもらいました。流石にお値段が1000円を超えるようなコーヒーはそうは飲めませんが、もっとじっくりと心を落ち着けたい時にはアリかも?とも思えましたが。





そんななかで観たこの『おいしいコーヒーの真実』は、やっぱりコンビニコーヒーの値段に踏み込むものだと思っていました。




【エチオピアのコーヒー生産者組合の現状を捉えた映像に驚くことばかりだった】

 この映画は2006年に公開された米英合作のドキュメンタリー映画で、世界中で毎日20億杯も飲まれるコーヒーはブラックダイアモンドとも呼ばれ、この映画の原題にもなっています。世界中の取引でいえば石油に次ぐ規模。それなのに石油とは違って生産者農家にはその恩恵は届かず苦しいまま。特にエチオピアでは1990年頃からの価格下落によって、コーヒーを止めて安易な麻薬栽培に手を染める農家も増えているようです。


 どうやらその元凶となっているアメリカなど大国による先物取引市場での、不均衡な貿易や不公平な取引事情を描いています。



 エチオピアのある農場のコーヒー豆は、その乾燥までの手間を掛けたこともあって品評会では高い評価を得ています。しかしその農家に支払われる対価は比べ物にならないほど安く、その生活は子供を学校に行かせられないほどに苦しい。そんな現状をなんとか打破しようとするタデッセ・メスケラの活動を紹介するテレビプログラムの映像を再編集して映画にしたものです。

 その公式サイトによれば、ボクらが1杯330円でコーヒーを飲むと農家に届くのは3〜9円でしかないとか。


 でもその330円のコーヒーというのはコンビニコーヒーは勿論ながら、それよりもスターバックスの方が近いかも?実際に番組制作の中ではネスレなどの大手と一緒にスタバにも質問を投げかけたけれど、その返事は無かったとそのエンドロールに流れます。




【ではボクらが出来ることは何なのか?その答えが欲しかった】

 例えばコンビニコーヒーを飲むのを止めればいいのか?でもその分スタバでコーヒーを飲むことが、彼ら農家への応援になるのか?当然ながらフェアトレードコーヒーを買うのが一番効果的なんだろうけど、それ以外は全部ダメなのか?


 ボクらと農家の間には間違いなく【市場】というものがあって、そのお陰で作物の出来不出来に関わらずにある程度の価格を維持できるというのがその役目です。でもそのお陰で農家にどの位の収入があるかなんて判らないし、どんな暮らしを強いられているかも判らない。こんな映画を作ってくれたことで現状を知られたけれど、ではどうすればいいのかは語られず。だからこそそんなところまで突っ込んで欲しかった、というのが一番の感想。そして「美味しいコーヒーを飲みたい!」というのも心に強く残りました笑



 何にしても、コーヒーをよく飲むという方には是非観て欲しい映画でした。





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