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おざわやの代表のブログです

【文化は環境によって育まれる:映画『シークレットミッション』鑑賞記

2020.02.16

話題となっている韓国映画界。

2013年の映画を観て感じた日本との差をブログに。



 今日の名古屋は朝からしっかり雨の朝。でもやはり暖かくて、既に春を感じさせる中でいつものようにゴルフの練習に行きました。水曜日にお客様とのゴルフの予定なので頑張りたいところですが感触はイマイチ。最近良い感じだったのにーと思いつつ乗り込んだ車でモニターに映ったのは、ダウンタウンの松っちゃんがメインのテレビ番組「ワイドナショー」。そこで取り上げられていたのは、先日アジア映画で初めてアカデミーの作品賞など4部門で受賞した『パラサイト』について。

その中でコメンテーターと俳優陣が話し合っていたのは、今の日本の映画界との差についてでした。


 ボク自身はまだこの映画を見ていないのですが、俳優さんたちから見てもこの作品に出る俳優さんたちの演技の巧さを感じるとか、実際に差がついてしまった日本映画との違いを《人口の差》として解説していたのが印象的でした。







 それは日本映画は日本の人口1億2千万人余りに対して売れれば充分にペイできてしまうけど、韓国は人口が5千万人余りでしかなくて自国の中だけでは充分な収益とはならないために、初めから世界で売れることを意識しているためでは?との意見でした。そうやって考えると映画だけでなくアイドルや歌手などもそうかなって思うと同時に、いわゆる日本のガラパゴス化というのももしかしたらこんなところに理由があるのかも?なんて思いました。




【映画『シークレットミッション』を見て感じたこと】

 Amazonプライムビデオでオススメに出てきたことから観てみた2013年の韓国映画『シークレットミッション』。北朝鮮から送り込まれた工作員の日々の暮らしと、その後本国から下されたミッションの理不尽さに苦しむストーリーです。



【あらすじ】

 北朝鮮で生まれて子供の頃から「5446部隊」という工作員としての英才教育を受け、韓国に潜入しているドング(北朝鮮名リュファン)。その身分がバレないためにずっと間抜けな演技を続け、雑貨屋に住み込んで暮らしながら極秘任務の指示を待っています。その家族や周囲の住民たちと触れ合って密かに暮らす中に、共に訓練を受けたヘランとヘジンが送り込まれたことで、次第にその生活に疑問が生まれます。そしていよいよ下された衝撃的なシークレットミッションにどう取り組むのか?彼らが送り込まれた本当の目的はなんだったのか?



 ドング役を演じたのはイケメンで韓国の人気若手俳優のキム・スヒョン。潜入中の前半ではおバカなドングを演じるのもミッションの一つですが、鼻水をたらしながらヘラヘラ笑ったり定期的に人前で野糞をするなどの役を演じています。そんな演技にも体当たりでぶつかって、全く躊躇もないし不自然さもない。そして北の訓練での同期や後輩たちと、南との文化の違いに迷ったり戸惑ったりする姿の滑稽さに笑ってしまうこと数回。

 そこから場面変わってミッションが課されてからの後半では、工作員としての身のこなしも凛々しくて、北からの監視役や教官たちとのやり取りの中で葛藤したり戦ったり。そして北に残してきた母親への想いや南で一緒に暮らした家族や周囲の人たちとの思い出に、そんな中で南北に分断された民族の悲しみや苦しみを見事に感じさせる演技から、こちらまで切なくなってしまいました。


 ボクは映画が好きになってこの2年くらいは色々見ていますが、それでも邦画はほとんど見ません。それはもちろん日本にも素晴らしい演技を魅せてくれる俳優さんたちが居るとも思いますが、なんとなく楽しめない何かがあっていつも裏切られてしまうから。最近唯一驚いた邦画は『万引き家族』でしたが、何にしてもこれだけの差が出来てしまった元には、それぞれの役者さんの演技力というよりも映画を作る中での【内向きか外向きか】という、そもそもの方向性があるように思うのです。

 それはもしかしたらその国の生まれ持った文化や習慣もあるかも知れませんが、商環境からの映画作品の取り扱い方に原因があるような気もしてきました。逆にその他の商売だって、これからは内向きだけじゃなく外向きな考え方も大事にしないと、停滞したままの日本国内での収入は増えていかないんじゃないかと思います。



そんな文化を量る意味でも、これだけ映画を楽しんで観ることが出来るのかも知れませんね。





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