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おざわやの代表のブログです

【超一流の脇役は存在感がないくらい自然な演技が素敵でした】

2019.12.24

 昨夜はケーキ屋さんでのパート帰りのヨメが事務所に寄ってくれて、忙しかったから晩ご飯が考えられない!と言うので一緒に買い物へ。そこでふと思い出したのはエクスマ塾繋がりの伊豆の酒屋さんのスギちゃんがフェイスブックに投稿していたおウチご飯。







 スギ家の写真ではもっと豆腐がタップリでいかにも「湯豆腐」でしたが、ウチのは野菜やタラが多めでタラちり鍋風になってしまいました。鍋の真ん中の湯飲みで生姜醤油ベースのたれを温めるのは、子どもの頃にオヤジがいつもやっていた湯豆腐のスタイルで、同じようにスギちゃんもやっているのを見て懐かしくなったせいで食べたくなったのかもしれません。

 ただ子どもの頃に湯豆腐が好きだったかというと決してそうではなく、逆に嫌いなメニューのナンバー2でした。その頃の湯豆腐といったら、豆腐と昆布と塩鱈とコンニャクだけ。それをおかずにして白いご飯を食べるのが苦痛で!


 ちなみに嫌いなおかずナンバーワンは冷麦。

やっぱりご飯のお供にならないのがイヤでした。



 でも歳を取るごとに親に似てくるのは先日のブログにも書いたとおり。

子どもの頃イヤだった親に似てくるのも、親として子を育てる時に「そんなヘンな所似なくていいのに!」と思ってしまうのも、やっぱり親子の常ですね笑







【たまたま気になった映画『LUCKY』を観ました】

 そして湯豆腐をつつきながら何気なく観たのはアマゾンプライムのお薦めに出てきた、見たことも聞いたこともない『LUCKY』という映画でした。




90歳のラッキーがある時、誰もがいつかは死ぬということに気がついて悩みます



 退役軍人で田舎で1人暮らししているラッキーは、毎日自分で決めたルーティン通りに気ままに暮らすどちらかと言えばヘンクツな90歳の老人。毎日街の人たちや仲の良い友達たちと交流しつつ、このまま変わらない毎日が続くと信じてきました。それがある出来事から「自分もいつか死ぬ」ということに気付かされて、突然死への恐れを感じ始めて戸惑うラッキー役をハリー・ディーン・スタントンという役者が演じています。


 このラッキー役は実際の年齢にも近くて、足元がおぼつか無いのは演技というよりも見るからに危なっかしい感じ。もちろん大げさな振りのある演技なんて出来るわけもなく、戸惑ったり恐れおののく様子を眼の光とわずかな動きだけで表現していくのですが、それが見事にこちらに伝わる気がして、その演技力に「この役者さんってダレ?」と驚いたんです。




【名脇役というだけで50年代からずっと映画に出続けていたハリー】

 調べてみると彼は50年代のマカロニウエスタン映画あたりから映画に出始め、それからほとんど毎年映画に出演して100本もの出演作を数えます。さすがに脇役とはいえ、それだけ沢山の作品に出ているのにその面影や役にイメ-ジは全くないのが不思議なくらいです。そしてこの『LUCKY』は彼の主役作品であり、公開された年に亡くなられたので遺作でもあります。


 その出演作の中には『エイリアン』や『ツインピークス』など観た事のある作品への出演も多く、特に『グリーンマイル』なんて好きな映画の一つだし『アベンジャーズ』にまで出ているって言われても、思い出そうとしても全然ハリーのイメージは思い出せませんでした。



 同じような年代のスターといえばクリント・イーストウッド。

彼が出ればその映画は彼のイメージで染まるし、監督を務めた作品も素晴らしいものばかり。それと比べるのもなんですが、余りにイメージが湧かないというのも逆に凄いんじゃないでしょうか。







【グリーンマイルでのトゥートトゥート役もそんな一つでした】

 いくら探しても役の画像が出てこないのも妙といえば妙。唯一イメージができたのは『グリーンマイル』で、囚人ながら看守を手伝ったり掃除をするトゥートトゥート役。ここでも個性を出すことなく場の雰囲気を壊さず、「何処にでもいるこんな人」というのが個性といえばハリーの個性だったのかもしれません。


 でもこの『グリーンマイル』では彼以外の役名として「ハリー」と「ディーン・スタントン」という2人が出てくるところをみると、この映画の監督/脚本のフランク・ダラボンには相当気に入られているようにも思えます。

 それだけじゃなくギターや、この『LUCKY』の中にも出てくるブルースハープの演奏などでは、俳優仲間との演奏がネットからは見つかるし、それは主役級の名優たちとの交友関係も同じく。きっと俳優仲間の中では一目置かれる「名脇役」だったんではないでしょうか。


 そうしてみると遺作となったこの『LUCKY』は、いかにも彼らしい役というか、晩年を迎えた彼自身を描いたとさえ思える作品でした。そんな間際に生と死をまざまざと演じきった笑顔。ぜひ映画好きな方には、こんな役者人生もあるんだなというところを観ていただきたいと思ったし、こんな風に「自分を生き切る」って素敵だと思いました。





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