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おざわやの代表のブログです

真実に勝るものなし、自然にあるがままが一番美しい

2019.07.31

毎日暑い日が続きますが、石屋さんの夏はコレカラ!明日から怒涛のお盆マンスリーが始まります。今日は既にその準備にも走りましたが、ただ立っているだけでも汗をカキまくってしまうこのアツサ。堪りませんね!









今朝、お施主さまの所へ打ち合わせに行く前に寄った霊園の森の中で、一際目立つ百日紅の花に眼を捕られました。見事な枝振りと薄紫の花が綺麗だったなー。ウチのオーガスタもまた新しい葉を出していましたが、自然の木や花はなにも力むことなくあるがままに出すだけ。だから美しいんだよなあ。

仕事も全部自分で抱え込もうとせずに、得意なヒトに任せてしまえばいい。そして自分が力を存分に出せるところで喜んで貰えば良いんですよねー。





『A Street Cat Named Bob ボブという名の猫』を観ました

晩ご飯を家で食べようとする時、最近はほとんど見たいテレビ番組ってないです。それで大体はAmazon Prime Videoのオススメだったり、今まで観た映画からの繋がりから探して、映画を観ていることが多いです。先日もそうやってインデックスを眺めていたら横からヨメさんが「コレ!」と指差したのが『ボブという名の猫』という作品でした。正直言って動物は好きなんだけど、いかにも作り物っぽい映画はそれほどでもない。(特に邦画の動物ものってほとんどダメ)全然聞いたことなかったこの作品には期待せず見始めました。







期待せず見始めたのにグイグイ引きこまれて最後には大号泣してるって言う・・・笑


物語の舞台はイギリス。そこで描かれていたのは薬物中毒でホームレスのストリートミュージシャンが、偶然出会ったネコと暮らすうちに父親とのわだかまりや友人、恋人との問題を乗り越えていく物語って、よくある企画ものかと思いましたが何故か真に迫って胸を打ちました。で、映画観終わって涙拭きつつググッたら、まさかの実話なんてビックリです。幼少期の親の離婚・薬物中毒の恐ろしさ・一度踏み入れた環境からの脱出など、それぞれの問題の深さや闇をボブという名の野良猫が、独特の間や愛らしさで明るく変えていきます。またこのボブの演技が良い!って思ったら、まさかの本人(いや本猫か?笑)出演って前代未聞だし!そんなことあるの?って。

そう思って色々調べたら。



きっと皆さんご存知、きっと誰しもが涙チョチョギレながら見たはずのこのCMの主役もボブさんって、しかもここでもハイタッチ決めてどんだけ名優振りなのーーーー!?


きっとボブさんは輪廻転生の中では覚り開くぐらいよっぽど上のほうに居るのに、あえてネコのままでいるに違いない!なんて勝手に思ってしまいました、ハイ。でも思い返してみれば、ここのところ観て感動した映画ってほとんど実話を元にしたものばかり。アメリカンスナイパー、グリーンブック、ドリーム、ファーストマン、運び屋、ブルーに生まれついて、ライオン、路上のソリスト、そして何といってもボヘミアンラプソディ。あとこの映画と同じように本人が演じたところでは『15時17分、パリ行き』もそう。真実は小説より奇なり、真実に勝るものはなし。でも本人が演じたからって最高の演技になるかというとそれは別の話。それがこのボブに関しては文句ナシの最高です。





大事なことは流れを壊さないってこと

仕事でも何でもそうですよね。私が私がって「我」を出すと碌なことなくって、この仕事なら得意なアノ人に任せちゃったほうが喜んでもらえるよねって、丸投げしちゃった方が後に繋がったり。いや、それを期待してる訳じゃないですけど、結局そうなるんじゃないかなって思います。溜め込まず、力まず、あるがままに流すほうに力を出していけば良いんじゃないかなって。やっぱりホンモノが一番ですね!

そんな風に感じさせてくれた映画でした。