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おざわやの代表のブログです

映画『グリーンブック』を観てきました

2019.03.02

今日はとても暖かい1日で、お墓まいりに来られている方が多かったように思います。

こんばんは、店主のおざわです。

 

昨日は3月1日でしたね。映画の日で、しかも新作映画の公開日。

そう、アカデミー作品賞を受賞した『グリーンブック』が封切られたんです。

 

 

 


 

 

 

昨日は夜にお客さまとの会食があったので、少し早めに名古屋駅まで出掛けてさっそく鑑賞させていただきました。 いつものミッドランドスクエアシネマに着いてみると、流石に皆さん考えることは同じようでかなりの混雑。もちろん先にネットでチケットは購入してあったので安心ですけどね。席に着くと最前列あたりが空いているだけでほぼ満席で皆さんの期待が感じられましたよ。

 

 

 

 

今回は急だったので下調べなしの鑑賞でした

もちろん実際にあったお話を元にした物語というのは知ってましたが、それ以外は何も事前情報なし。最近すっかり下調べから入るのに慣れていたので、逆に素の状態で観たのは久しぶりでしたが、こんな見方もまた良いですね。そんな鑑賞の記録をブログに。

 

さてこの作品はピアニストの「ドクター」ことシャーリーと、「リップ」ことトニーが人種差別が合法だった頃のアメリカ南部をコンサートツアーで回る2ヶ月間を描いたロードムービーです。

シャーリーはジャマイカ系のアフリカ人ですが教養が高くて言ってみれば潔癖症。対するトニーは粗野で教養はないけれど、心は温かくていつもデタラメを飛ばしてばかりで憎めない男。そんなシャーリーを演じたのは、前作のムーンライトから続いてのアカデミー助演男優賞となったマハーシャラ・アリ。気高くさえ感じる所や戸惑ったり弱い部分を見せるシャーリーをすっかり演じきっていたのは流石ですね。対するトニーを演じていたのはヴィゴ・モーテンセン。イメージが強いのはロードオブザリングのアラゴルン役でしょうか。

 

 

初めは黒人に対して排他的なトニーと、差別に会いつつもその気高さのままで通すシャーリーが旅の中でぶつかり合いながら互いを認め合い、次第に友情で結ばれていく様子が描かれていて、2人のドタバタぶりに笑ったり泣いたり、周りから受ける差別の酷さに観ているこちらがムカついてしまったりと、とにかく喜怒哀楽を刺激されて2度ほど涙が止まらなくなってしまいましたよ。

 

 

 

 

でもやっぱり背景が分かった方が物語に入りやすいです

物語の中では様々なトラブルに巻き込まれるのですが後で調べてみたら、警察に捕まったり手を回してもらって釈放されたりと、どうやらほとんど本当の話のようで、トニーの息子さんが脚本に携わっているからこそのリアリティなのかも知れませんね。 やっぱり色々背景を調べると、また観たくなっちゃいますよね−。

 

 

ただとても楽しく観られて良い気分で出てこられる映画でしたが、シャーリーの孤独の根源や内面などがもう少し深掘りされてると良いかなあ、なんて思うシーンがあちらこちらに。それでもこの男2人の熱ーーい友情の物語はステキな映画でした!

さ、今日のブログはこんなとこで!