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おざわやの代表のブログです

》生にも負けないアツさがありました:映画『BLUEGIANT』鑑賞記

2023.05.06

この原作は読んだことありつつ「ライブには勝てないでしょ?」とナメてたけど、想像以上にアツくて魅入られてしまった作品の感想をブログに。



この『BLUE GIANT』コミック誌に連載され始めた頃に読んでいて「これから面白くなりそうだな」と思っていたものの、作者の石塚真一さんがこの作品の前に書いていた『岳〜ガク』がとても好きで、その終わりの余韻が強すぎてあまり入り込めず。


主人公の宮本大がサックスの練習を始めた頃までですっかり読まなくなってしまっていました。




「岳」の方は2011年に小栗旬主演で実写映画化されてます




それに元々ジャズは好きだけど、最近はちょくちょくライブを聴きに出掛けているし「わざわざアニメ映画でジャズ聴くのもなあ?」なんて思っていました。でも周囲の友達がみんな薦めてくれるし、話題にもなっていますよね。そして昨日はたまたま時間が空いたので何か別の映画でも観ようと上映スケジュールを見ていたところ、ちょうどタイミング合うのがこの作品で、しかもそのスクリーンでは【大音響重低音上映】と書いてあって、「そんならいっちょ見てみるか!」なんて重い腰をやっと上げたのでした笑




《『BLUE GIANT』のあらすじ》



「オレは世界⼀のジャズプレーヤーになる。」

ジャズに魅了され、テナーサックスを始めた仙台の⾼校⽣・宮本⼤(ミヤモトダイ)。

⾬の⽇も⾵の⽇も、毎⽇たったひとりで何年も、河原でテナーサックスを吹き続けてきた。

卒業を機にジャズのため、上京して⾼校の同級⽣・⽟⽥俊⼆(タマダシュンジ)のアパートに転がり込む⼤。

ある⽇訪れたライブハウスで同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈(サワベユキノリ)と出会い、「組もう」とバンドに誘う。

はじめは本気で取り合わない雪祈だったが、聴く者を圧倒する⼤のサックスに胸を打たれ、⼆⼈はバンドを組むことに。

そこへ⼤の熱さに感化されてドラムを始めた⽟⽥が加わり、三⼈は“JASS”を結成する。




音を映像化するという新しい試みはしっかり成功していたと思います




【知らないからこそ超えられた世界がある】

これまでジャズの世界には多くの世界的な名プレイヤーがおり、サックスでいえばチャーリー・パーカーやトランペットのチェット・ベイカーにピアノのビル・エヴァンスなど、素晴らしいプレイでファンを魅了しつつもドラッグに溺れて身を持ち崩してしまったプレイヤーがとても多いです。それはきっと自分だけの音や楽曲を捻り出す苦しさから逃れようとしたり、普段の自分にはない感覚を得ようと手を出したと思うんですが、次第に止まらなくなって身体をボロボロにしてしまう。元々ジャズはアメリカに連れて来られた黒人労働者が作り出した音ということもあり、そんな暗い面も感じさせるのがジャズでもありました。



でもこの作品は主人公の宮本大(ミヤモトダイ)自身が初めて聴いたジャズの音に痺れて、それから吹き始めたサックスで「世界一になる!」と決めるなんて、無茶な挑戦を描いたストーリー。だからこそジャズの暗い面なんて皆無で、東京に出て初めて会った天才的なピアノ奏者の沢辺雪折(サワベユキノリ)にいきなり「バンド組もう」と言ってみたり、探していたドラマーを「ジャズって意外と面白いな」と思っただけの同級生の⽟⽥俊⼆(タマダシュンジ)に任せたりと、とにかく無鉄砲で無闇に明るいばかりで、そのままジャズトリオJASSの結成に繋げていきます。




(C)2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会 (C)2013 石塚真一/小学館

演奏を聴いたこともないダイからの誘いに苦笑いのユキノリ




そしてこのストーリーは三人がそれぞれの思いを抱えつつ、自分と音楽を通して向き合う姿を描いているのも特徴的。


ダイが地元仙台の河原で3年間毎日サックスを吹き続けた様子はこのストーリーでは端折っているものの、初めて会ったダイの親指のデカいタコに驚いたりする様子からも、そんな努力は垣間見ることができます。その後に聴いたダイのサックスの音の凄みにユキノリが流した涙にも、たった3年でそこまでたどり着いているダイの才能と、自信の14年間の努力を重ね合わせての奥深い想いを感じます。



タマダもまったくの素人ながら、それまでアスリートとして真摯に取り組んできた経験からかどんどん上達し、はじめは反対していたユキノリでさえ認めるようになっていきます。そんなユキノリも初めは熟練者として彼らとプレイしていましたが、ダイのアツい想いに乗せられていくうちに自分の限界を見せつけられ、さらに「その上」を目指すようになっていく。そんなすべての源泉はダイの「世界一のジャズプレイヤーになる」というアツい想いだけで、次第に見ているこちらまでその想いに巻き込まれていることに気づいていきます。





(C)2023 映画「BLUE GIANT」製作委員会 (C)2013 石塚真一/小学館



劇中でも幾度となく語られますが、ジャズってその時々や参加メンバーですべてが変わってしまうもので、このストーリー自体がそんなライブ感の中で進んでいるのもいかにもジャズ的。そんな彼らの成長を見ていくうちにこちらまで「もう一つ上」に引き上げられていきます。きっとこれまでジャズを聴いたこともなかった人でも、「ジャズっていいな」と思われるんじゃないでしょうか?



またこの作品のためにJASSのオリジナル楽曲が作られ、音楽プロデューサーでピアノ担当の上原さくらとオーディションによって選ばれたサックス奏者の馬場智章とドラムの石若駿などの一流プレイヤーによる演奏も、あえて3人を演じるように演奏されたとか。そしてモーションキャプチャーを使ったCGも含めて、とにかく本気のライブを見ているような緊張感さえ感じる映像も圧巻。


でもそんなジャズだけじゃなく、普段の仕事や趣味にだって「もっとアツくなれよ」ってスクリーン上からダイに言われているような気になってしまいました。





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