おざわやの代表のブログです
2022.01.08
人は生きていく中で幸せと共に多くの後悔を抱えていきますよね。
幸せな時はどんどん流れていってしまうのに、後悔はどんどん胸の中に積もっていく。
過去に償った罪の呪縛から抜け出せず、唯一の肉親の妹を探す姉ルースの胸に積もっているものが何だったのかを、サンドラ・ブロックが抜群の演技力で描いていきます。
いまやハリウッドを代表とする名女優の一人サンドラ・ブロックは1994年公開の「スピード」でキアヌ・リーブスと共にブレイクして、シリアス作品だけじゃなくコメディなど多くの作品に出演。その後は製作にも関わるようになって2009年には『幸せな隠れ場所』でゴールデングローブとアカデミーをW受賞しつつ、同年の作品でゴールデンラズベリー賞(最低女優賞)まで史上初めて同年に受賞するという快挙(?)も成し遂げています。「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」や「ゼロ・グラビティ」「オーシャンズ8」など大好きな作品も多い彼女が、原作を元にした作品に制作から関わって主演した『消えない罪』は昨年公開されたNetflix作品です。
暴⼒犯罪の刑に服した後、刑務所を出所したルース・スレーター(サンドラ・ブロック)。
だが彼⼥が戻った社会は、過去の罪を許さぬ世界。故郷では厳しい批判にさらされる。そんなルースに残された罪をつぐなう唯⼀の道は、かつてしかたなく置き去りにして離れ離れになった妹を探し出すことだった。
〜Filmarksの紹介より
ルースが犯した罪は「保安官殺し」。
歳の離れた妹を死んでしまった母親がわりに育ててきたルースでしたが、父親が自殺してしまったことにより借家を出ることを迫られてしまいます。そうすればまだ幼ない妹は養子に出されて別れなければならないため、立て篭もった家に入ってきた保安官マットをショットガンで撃ち殺した罪でルースは20年服役します。刑を終えて出てきたルースを待っていたのは彼女に対する激しいバッシング。アメリカでは警官と違って保安官というのはただの仕事というより「街の名士」的な人々の尊敬を集める存在だそうです。そんな人を殺したルースは街の人たちから蔑まれて時には暴力的に扱われ、マットの息子たちにも恨まれて狙われます。
そんなルースに救いの手を伸ばすのは途方に暮れて訪れた、以前事件の起こった家に住む弁護士のジョン。
唯一の心の拠りどころの妹ケイティがどこで育てられているかは教えてもらえず、やがて見つけたケイティの養父母からは「事件以前の記憶を失って幸せに暮らしているから」と二人を会わせることを拒否されます。しかも獄中から送っていた手紙さえケイティに見せていないことを知って逆上するルース。ジョンは妻リズにもそんなルースには関わるなと言われ、どうにもならない状況に陥ります。
そんなルースを演ずるサンドラ・ブロックはこれまで演じてきた美しく理知的な女性像とは大きく違って、これぞ犯罪者という狂気のなかに強い意志を伺わせる素晴らしい演技を見せています。そしてリズを演じるヴィオラ・デイビスは故チャドウィック・ボーズマンの遺作となった「マ・レイニーのブラックボトム」で演じた、マ・レイニー役にも劣らない重要な役柄をしっかり演じています。
この作品は初め「そんな罪を犯した人はいくら償っても許されないのか?」というヒューマンドラマ的な要素だけかと思わせますが、やがてルースの狂気的な様子はストーリーに不穏な空気を纏わせ、マットの息子たちが持つ恨みから次第にサスペンス的要素を含ませていきます。そんな劇中の空気感を飾る音楽には「007 No Time to Die」や「DUNE」などでも圧倒的な世界観を描き出していたハンス・ジマー。今回は表立った重低音ではなく、そこはかとない中に流石の不安感を漂わせます。
次第にそんな不穏な空気の元が明かされていき、ルースの強い想いが周囲の人たちを動かしていくラストへ向かっていくと、ボクはもうボロボロに泣いてしまいましたよ。それ以上はネタバレになるので書けませんが、姉というよりも母に近い感情がすべての事態をもたらし、それでもそんな「消えない罪」を償い続けるルースとケイティの愛情が胸に詰まるストーリーでした。
でも人によってはこのラストには違和感を感じるかも知れません。
さてアナタはどっちでしょうか?
ぜひネットフリックスで鑑賞してみてください。
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【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
アクセス
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。