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おざわやの代表のブログです

【連続モノの面白さを存分に味わえる良作:映画『ブレードランナー』シリーズをご紹介】

2021.08.16

まだこの作品を紹介していなかったのがビックリなくらいな『ブレードランナー2049』の感想と共に、連続モノの映画の楽しみ方についてのブログ。



もう既に3年前に上映された『ブレードランナー2049』は、近未来の世界で人間とAIによって自立したアンドロイド(劇中レプリカントと呼ばれる)との争いを描いた作品で、その35年前にリドリー・スコット監督とハリソン・フォードの主演で上映された『ブレードランナー』の続編として作られました。この映画は制作規模の大きさや興行収入の割りに、その世界観の深さや結末の難解さゆえに「カルト映画(一般には受けず一部のコアなファンがつく作品)」の大作と呼ばれています。





これが公開された当時ボクはまだ高校生だし、どちらかといえばハリソン・フォードなら「スターウォーズ」や「インディージョーンズ」の方が派手で面白かったはず。それでもこの街の独特な暗い映像や音、そして近未来に訪れそうなこの世界にどこか惹き込まれた記憶があります。その後にも何度もテレビでの放映などを見てきて歳を追うごとに面白く感じる部分と、次第に映画の世界の年代(2019年)に近づいていくに従ってAIなど現実のものになりつつあることにも興味を惹かれました。



そしてもう少しで時代が作品に追いつこうとする2017年に続編が公開されたことで、更にそのさきが描かれることにコーフン気味に映画館に向かいました。





今回は前監督のリドリー・スコットが製作総指揮に収まり、監督を「ボーダーライン」「メッセージ」を立て続けに成功させたドゥニ・ビルヌーブ。主演には同じく「ララランド」をヒットさせたばかりのライアン・ゴズリングに、助演として35年後のデッカード警部を演じるのはハリソン・フォードと、時系列そのままの配役。それはもしかして、いやきっと彼がこの歳になるのを待っていたかのようなタイミング!前作の最後に謎で終わった部分の答えだけじゃなく、時が経ったからこその展開や人の欲望など更に深く描き込まれた内容に、再び「カルトの大作」の評価がつけられましたよね。



この作品の感想なんてもうとっくにこのブログに書いているつもりでいましたが、つい先日になって前作と新作の間を繋ぐショートムービーがあることを知りました。それは既に2017年の公開前に公式ページやYoutube上に無料で公開されていた「ブレードランナー ブラックアウト2022(15分)」「2036:ネクサスドーン(6分)」「2048:ノーウェア・トゥ・ラン」の3本で、1作目と2作目の間に起こって2話目の発端となる事件を描いたものです。こんな作品があることを今まで知らなかったのは残念でしたが、見てみると2作目の中でも大体のストーリーは暗に描かれているもので見なくても問題ないくらいのボリューム。でも前作を観た人がこの3作を見ると、嫌がおうにも次作への期待が高まってしまうのは確実です。ボクも3回くらいは観ていましたが、やっぱり見直しますよね!笑


そしてブログを見直すと書いたつもりだけで、ナントまだ「ブレードランナー2049」の感想を書いていなかった!ということで今更ながらに感想を。




【ブレードランナー2049のあらすじ】

前作ではネクサス6型というアンドロイド(レプリカント:人造人間)が人間に反乱を起こしたことから、それを取り締まる捜査官「ブレードランナー」のデッカード(ハリソン・フォード)の活躍が描かれると共に、そんな中から生まれたデッカードとレプリカントのレイチェルとの関係性がストーリーの焦点になります・


今作ではその後に進化したネクサス8型が再び起こした反乱によって、全人類の電力が消失したあとの世の中が舞台。さらに人類を襲った食糧危機から救ったウォレス社が新たに創ったアンドロイドのネクサス9型のK(ライアン・ゴズリング)は、ネクサス8型の残党を「解任」するためのブレードランナーとして働いています。指令により郊外の農場で働くネクサス8型のザッパーを解任に向かったことから、子供を産んだ後に亡くなった女性の遺骨を発見します。ところがその骨にはレプリカント特有の製造番号が刻印されていたことから、それが前作でデッカードと共に消えたネクサス6型のレイチェルだということが判明。そして自らの記憶の奥に眠る共通点から、彼自身の存在についての疑惑を明かそうとしていきます




【前作を引き継いでの「2049」の感想】

まずは前作から時系列の流れを描いたショートムービー『2022ブラックアウト』は日本人クリエーターの渡辺信一郎さんが監督したアニメで、ネクサス8型機たちが自分たちを抹殺しようとする当局の記録を消すために、いくつもの核爆発による電磁パルスを発生させてコンピューターのメモリーを破壊、電力を消失させた事件を描き出しています。そして続く『2036:ネクサスドーン』では、2022年のネクサス8型の暴走によってレプリカントの製造が禁止されて製造元のタイレル社が破綻。その後起こった食料問題を解決したウォレス社がその工場などを引き継いで、禁止されたはずのレプリカントを製造する許可を取るまでのストーリーが描かれています。さらに続く「2048:ノーウェア・トゥ・ラン」では、「〜2049」でKが「解任」するために訪れる農園で働くザッパーが商品を売りに行った市場で問題を起こしてその素性がバレてしまうというストーリー。この2作は実写だし、前作監督のリドリー・スコットの息子のルーク・スコット監督。次作でそれぞれ役を演じる本人たちが出演していますが、自作を観ていけば分かることをわざわざこんな風に映像世界に映し出すって、よほど次の作品に自信を持っていることが分かります。そしてリドリー・スコットから引き継いだドゥニ・ビルヌーブがしっかりと世界観を引き継いでいることには敬意さえ感じるし、彼の次作の「007No Time to DIE」には期待以外の何ものもないことだけは記しておきたいと思います!


そして今作ではレプリカントのKがブレードランナーの仕事をしながらも人間から差別的な扱いを受けたり、自立型AIの意識体なジョイ(アナ・デ・アルマス)との心?の触れ合いも描かれています。そんなアンドロイドとしての実体のあるKと実体はないけどKに対する愛情?はあるジョイの対比、そして人間だけど心のないウォレスとの対立など何が人間らしさで、どうヒトとして生き残っていくのかの倫理観などが深く深ーく描かれます。もし観たことがないならば、ぜひ1作目観てからのショートムービー3本を見て、この「ブレードランナー2049」を観ることをオススメします。

ただし面白いかどうかはそれぞれの判断なので悪しからず!笑





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