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おざわやの代表のブログです

【時代と共に変わるものと変わらないもの:映画『コンクリートカウボーイ』鑑賞記】

2021.05.29

これだけ情報社会となっても知らないことを教えてくれる映画って貴重な情報源で大切な文化だと思います。そんなことを教えてくれた映画の感想をブログに。



アメリカ建国の歴史を語るには「カウボーイ」を抜きには語れないのではないでしょうか?


ウエスタンブーツにテンガロンハットを被って颯爽と馬に乗って現れるのは決まって白人と言うイメージですが、実はこれは映画界やテレビによってイメージ付けられたもので、西部開拓時代にも黒人カウボーイは3割ほどいたそうです。そんな塗りつぶされた現実(作中「ハリウッドのホワイトウォッシュだ」と語られます)を描いた作品「コンクリート・カウボーイ」は、フィラデルフィアの街に今もまだ存在する非営利組織「フィラデルフィア・アーバンライディング・アカデミー」の存在を映し出し、そこで働く本物のカウボーイたちを俳優として出演させています。





それに対してクロエ・ジャオ監督が描き出した「ザ・ライダー」は昔ながらの白人カウボーイのイメージを守り続ける生活を描いており、そこには悲壮感さえ感じさせる作品。サウスダコタの圧倒的な自然をバックに描かれているのがこれまたなんとも対照的。


「コンクリート・カウボーイ」は母親と二人で暮らすコールの素行の悪さに手を焼き、フィラデルフィアに住む父親の元へ彼を送り届けるところから始まります。ずっと疎遠にされていた父ハープに反発するコールでしたが、周囲の人々との触れ合いやカウボーイとして暮らす父を手伝ううちに、馬とも心を通わせるようになって変わっていくストーリーです。





父親ハープを演じるイドリス・エルバは最近アベンジャーズシリーズやワイルドスピードなど多くの作品にも出演している実力派で、この作品でも現代のカウボーイ姿や子供とどう接していいのか分からず戸惑う父親の心情を演じて見せます。彼はこの作品の製作にも関わっていて、アフリカンアメリカンとしての尊厳や歴史から消されようとしている黒人としてのカウボーイ文化を「俺たちはここで生きているぜ!」とでも訴えるように映し出しています。こんなところも「ザ・ライダー」と対照的に感じてしまいますね。



消えてしまわないよう文化を残すサウスダコタのカウボーイたちと、消されようとしても決して揺るがないフィラデルフィアのカウボーイたち。アメリカの歴史にもさまざまな側面があることを知ることができるこの2本を、ぜひ両サイドから見つめてほしいと思いました。



オヤジかっちょえーーーー!



特にこの作品で好きなところは父ハープがコールに、彼が生まれた時の喜びと名付けの元となったコルトレーンのレコードを聴かせるシーン。親の心子知らずなんて言うけど、ここできちんと愛されていたことを知るコールの想いが伝わってきて胸が熱くなってしまいました。





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